安倍くんと福田さんが放り出して、かたや小沢さんだって、いつ逃げ出すかわからない。つい最近の太田さんだって、何、それという感じの投げ出し方でしょ。あれ、日本人って、こうだったっけ。いつから、こんな感じの逃げ腰が普通になってきたのかな。まぁ、日本の首相ともなれば、ストレスがすごいとは思うけれど、たった一年間、辛抱できずに、どうするの。こんな報道を毎日見せつけられていると、子供たちだって、あ、学級委員になっても、嫌になったら、放り出してもいいんだって、思うようになるよね。むかしは、石の上にも三年、ってよく言われたんだ。どんなに辛くても、三年ぐらいはがんばろうよって。それで努力して、報われないとしても、何らかの得るものがあるはずだって。僕も社会人になりたての頃は、その言葉を信じて、やってきたんだ。けっして、無駄ではなかったよ。一年目は、がむしゃらでわけもわからず。二年目は、一年間の流れがつかめて、すこし余裕ができて。三年目になって、ようやく、自分の進むべき方向や工夫ができるって感じ。政治の世界は、よくわからないけど、でも、政治家は政治が仕事なんだから、同じようなことが言えると思うんだけど。首相だって、石の上にも三年間くらいはやって欲しいよね。アメリカ大統領の任期は四年間でしょ。やっぱり、何事かを成そうとするためには、三年以上は必要だよ。それで成果が出せるかどうか。国民だって、それくらいの期間は待てるんじゃないの。よっぽど、ひどいスキャンダルがあれば別だけど。わが日本は戦後だけで、30人。今度の首相は31人目になるのかな。戦後63年だから、平均すると、約2年間の在任期間。国際社会で意見を言えない、ノーと言えない。対等になれないのは、在任期間があまりにも短いからじゃないのかな。
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