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1914年 今から100年前 添田唖蝉坊が気になる

2018/07/06
 
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うちの親父は大正5年生まれだから、
もし生きていたとしたら、いま98歳。

と、まずは、自分に引き寄せて考えてみる。

今から100年前の1914年、大正3年、
第一次世界大戦勃発の年だが、日本は、大正デモクラシーの真っ只中にあって、民衆が政治を自分のものとして捉えようとしていた。

民本主義、社会主義、天皇機関説など
自由な思想があっちこっちで議論された。
その時代に生きていないから、
民衆の気分なんて知りようもないけれど、
松井須磨子のカチューシャの歌がヒットして、
モボとかモガとか、お洒落さんが街を闊歩しはじめ、
うきうきした時代のように感じる。

みんながそれぞれに信じた方向へ向かって、
その先には、明るい未来が待っているはずだ、と。

そんな中で、添田唖蝉坊という歌い手の存在が気になる。

Wikipediaに簡単な紹介が載っている。

「マックロ節」「ノンキ節」「デモクラシー節」「ベラボーの歌」
「ヨカッタネ節」「金々節」…
と当時の文化世相から産まれる軋みみたいなものを歌にしている。

YouTubeで彼の歌を継承している動画を見つけた。

そして昭和5年(1930)「生活戦線異状あり」 を発表。これが最後の曲となる。

翌年、1931年は、満州事変が起こった年だ。

日本は急速に戦争へと駆り立てられていく…
そのとき、民衆、僕らの気分はどう動いていったのか。

僕のおじいちゃん、または、曾おじいちゃんの世代、
いま、添田唖蝉坊が気になる。

と思っていたら、あの名曲「満月の夕」のソウルフラワーユニオンも気にしているようで、

添田唖蝉坊の曲をいくつか現代風にカバーしていた。

これは、心強い! そうでなくっちゃあ。

批判や風刺の精神は、音楽という形を通して、みんなの心に根付いていく。

それを信じている音楽家がまだまだいるのだよ。応援しようぜ。

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