広告批評その他あれこれ

感性の押売りではない、理想のレコメンド機能とは…

2014/04/23
 
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たとえば、アマゾンで本を購入すると、この本を買った人は、こんな本も買っています、と違う本がずらずらと紹介される。YouTUBEで、ある映像を見ると、関連動画がずらずらと現れる。そこから動画を選ぶと、さらに異なる関連動画がずらずらと現れる。次から次へと関連を推測されて、こんなんでどうよ、これもあるよ、とシステムにおススメされてしまう。
小さな親切は、度を越すと、余計なお世話になるけれど。
いかにもインターネットらしいシステムによる販売促進機能として、このレコメンド機能はいまや当たり前のものとなっている。
たしかに、じぶんの趣味をよくわかってくれるなぁ、というときもあり、ついついクリックしてしまうこともあり、これって新しい消費パターンだよな、と自己マーケッティング分析。ただ、こんなん興味ないよとか、もっと気の効いたやつ選べよ、とセンスの悪いシステムの選択に悪態をつきたくなるときもある。
お客様である私は、自分のことをわかってくれてくれる人から、モノを買いたくなる。これは、どのようなモノであれ、ひとつの心理的事実であろう。
たとえば、リアルな消費の現場、同じ自動車を売っても、営業マンによって大きな差がでてくる。これは、お客様の気持ちをどれだけ汲んでくれるかどうかがそのまま、成績の差になっているのだと思う。
レコメンド機能とは、お客様の心理の動きをトレイスする試みのひとつである。だが、あくまでもシステムに依存しているため、当然ながら、限界がある。その幅と奥行きを拡大するための工夫が、これからの課題となるだろう。
モノを紹介するだけの冷たいナビゲーションではなく、レコメンド君というキャラクターを立てたり、もっと個人の性格を反映させるようなレコメンド機能が求められてくるに違いない。遊び心があってもいい。「この前は、こんなモノをおすすめしてごめんなさい」と言ってくれたり、もっと親身になってくれれば、逆に、もっとウザイと感じるかもしれないが…まぁ、レコメンド機能の開発は、まだまだ未熟なだけにこれから伸びる分野ではあるだろう。

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