いま、使っているパソコンには、
いくつくらいソフトが入っているのだろう。
あらためて数えたことはないが、
シェアウェアやフリーソフトが好きなので
おそらく、標準以上の数が入っているだろう。
でも、日頃、使用頻度の高いソフトは
片手か両手で数えられる程度のものだ。
AT互換機のOS(オペレーションシステム)をほぼ制したのは
MicroSoftのWindowsで、僕も2000とXPを使っている。
悔しいけれど、これはもう使わざるを得ないって感じ。
AppleのMacintoshはもはやWeb制作時の確認用。
一時期はLinuxにはまったが、これだと、
はまりすぎて、仕事にならない(笑)。
いつか、みんながLinuxになると、いいんだけどね。
で、OSがOSだから、基本のアプリケーションとして、
Word Excel PowerPointなどOfficeファミリーは必須になってしまう。
この中で、僕がいちばんよく使うのがPowerPoint。
いちばん使わないのがWordだ。
いわゆるワープロソフトの代表格として君臨しているソフトだが、
僕は、ほとんど他人のファイルの閲覧用にしか使わない。
では、文章を書くときに何を使うのか?
僕はエディタと呼ばれるジャンルのソフトを使っている。
ワープロソフトは文字を大きくしたり、書体を変えたり、
罫線を引っ張ったり、いろいろ文書の体裁を整えることができる。
エディタは、そういうことは、ほとんど、できない。
な~んだ、と思っただろうか?
ただ、文章を書くことに徹したソフトなのだ。
そのメリットは、まず、動作が軽いこと。
キーボードを打つと、文字がすぐ現れて、
変換キーを押すとすぐに変換される。
これが重要なのだ。
書くことに集中できるソフト、
それがエディタだ。
Eメールを書くとき、
すらすら書けると思ったことはないだろうか?
このEメール上でやりとりされる文章も
基本的にテキスト形式だから
文字の修飾はできない。
で、エディタのソフトといっても
フリーソフトからシェアウエア、市販品と
種類がいろいろあって選ぶのに迷うのだ。
僕はMS-DOS(エムエスドス)という
OSの時代にVZエディタの愛用者だったから、
その後、Windowsになっても
同じ会社から出されている
WZエディタを応援して、使っていた。
とても良くできたソフトで
アウトライン機能が気に入って
長い間使ってきたのだが、
ヴァージョンが5.0になったとき、
それほど大きな機能の追加がないなぁ、
ちょっとアップグレード代が高いなぁ、と
ほかのソフトに浮気をしてしまった。
縦書きができるエディタとして
MMエディタというシェアウエアを試した。
原稿用紙モードの縦書きで
さくさくと書けるのがうれしい。
ただ、唯一の難点は
インターフェイスのデザイン。
どうもしっくりとこないのである。
ま、趣味の問題といえばそれまでだが…。
次に、デザインを重視して
O’s Editorを導入した。
作者はプロのシナリオライターでもある。
彼のセンスが機能とデザインに反映されていた。
どちらかといえば
マッキントッシュライクなアプリケーションだ。
表示スタイルがタブの切り替えひとつで
簡単に変更できたりして、使い勝手がよろしかった。
しばらくは、メインのエディタとして使っていた。
ただ、唯一の難点は
アウトライン機能が弱いっていうか、
見出しの一覧表示しかできないのですね。
アウトラインプロセッサとしては使えない。
紆余曲折のすえ、最近のお気に入りエディタは、
秀丸エディタである。
これはエディタの定番と言われるほど
有名なシェアウエアソフト。
実は、ずいぶん前、10年くらい前から
シェアウェア登録はしていたのだが、
アウトライン機能がその当時はなく、
使い勝手がいまいちで、ディスクの中で眠っていた。
それが、アウトライン機能が強化された、
ということで、使い始めたのだ。
デザイン的には、イマイチであるが、
さすがに多くのユーザに育てられたソフトだ。
軽快に操作できるし、文字コードも自動で認識するし、
マクロもいろいろ豊富にあって、
必要な機能はすべてそろっていて、便利だ。
エディタの良さは、使わなければわからない。
筆記用具だから、感覚的な好き嫌いも大切。
ほら、万年筆なんかも、握ったときの感触とか、
書き味なんか、こだわりたくなるでしょ。
それといっしょだと思う。
紆余曲折するのも楽しいエディタ選びなのだ。
下記のサイトから、お気に入りを探してみては?
Windowsな方はこちらから
窓の杜 テキストエディター
ベクター テキストエディタ
Macintoshな方はこちらから
ベクター MAC用テキストエディタ
コメント
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