先々週は、中学校の同窓会で銀座へ。先週は、高校の友人が来宅。なぜか、昔の友人たちとの出会いが多い3月であった。
中学生の頃、入部したバスケットボール部は膝の故障で早々と挫折。家にこもりがちになってしまった。ジャズとギターと読書に明け暮れる毎日。われながら暗い。学校での友人は、いたものの、あまり、人づきあいに熱心ではなかった。授業中もほとんど本を読んでいて、1年生の頃は、学年トップから数えて10番台の成績が、卒業する頃はビリから数えて10番台であった。女の子には、人並みの関心はあったけど、アタックするほどの勇気もなく…中学3年の秋に、埼玉県に引っ越すことになり、この時期の転校はツライものがあったので、電車で一時間かけて半年間、卒業まで通学した。
東京都杉並区立中瀬中学校3年B組の卒業生。幹事がいろいろがんばってくれて、ようやく連絡がとれたのは14名。当日、都合がつかず、同窓会に参加できたのは、7名。もう少し、集まってくれるかと思ったけれど、そんなものか。みんな、いい親父やおばさんになっていた。幹事が気を利かせて、当時の卒業アルバムと文集を持ってきてくれた。それぞれ面影が残っていて、なんか、笑えてしまうのだよね。最初は緊張気味に話していたけれど、すぐにタイムスリップ。中学生時代の学友がそこにいた。普段は忘れているのに、意外と昔のことを覚えているのだなと、われながら感心。ただ文集を読むと、あまりにも恥ずかしく、あぁ、これが中学生なのかも知れない。アルバムを眺めると、自分としては暗い日々だったと記憶していたが、意外とほがらかに友人と絡んでいる写真が多かった。けっこう明るくて楽しそうじゃん。記憶が戻ってきた、ボーリングへ行ったり、秋田まで友人たち卒業旅行に行ったり、人づきあいもよかったじゃん。
銀座の一次会は、午後2時から4時まで、そのあと、近くのカラオケに行くことになり、6時までつきあった。なんてことはないけれど、楽しい時間であった。地位も身分も関係なく、ただ同級生というつながりだけで話ができる。これ以上の気楽さはないでしょう。こういう心の解放の仕方もあり、ですね。次回は、三年後。出席者10人以上をめざして、やろうということになった。
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