昨夜のこと、仕事が遅くなり、帰ろうというそのとき、10時半頃でしょうか。ぽっ、ぽっ、と間隔を開けて光っているものが見えました。
ホタルです。川沿いの朝顔の葉にとまって、光を投げかけてくれたのは3匹のホタルたち。ここのところ、情報誌やWEBサイトのプレゼンなど、仕事が立て込んでおり、「心」を「亡」くす忙しさでした。
僕の事務所のまわりは、長野県庁や新聞社、生命保険会社のビルが建つオフィス街。長野市の丸の内とも呼ばれるロケーションです。でも、事務所自体は築100年を越える一軒屋で、北八幡川という小川が玄関の前を流れており、昔の風情を残しています。この小川にホタルが生息しているとは、実際に、目にすると、やはり、ちょっと嬉しい驚きでした。
この光を見たら、ふと、心が緩み、和みました。 東京の市街地では、ホタルなんてめったにお目にかかれないだろうな。僕が長野にIターン移住してから、18年が過ぎましたが、こんなとき、長野に来て良かった、と思える瞬間です。自然との小さなふれあいが、ビジネスで疲れた心の何よりの癒しになります。
都会には都会の素晴らしさがあって、仕事を進めていく上では、やはり、中央に進出するほうが有利でしょう。 地方都市では仕事が制約されます。でも、「暮らし」や「人生」ということを考えた場合、どちらが自分やj家族にとって好ましいのか。
最近は、映画でも、田舎暮らしがモチーフになったりしていますね。ロハスな生活とか、エコロジカルな視点からも、地方の「暮らし」が注目されるようになってきました。
団塊世代が晴耕雨読に憧れて、老後の人生を地方で、というパターンも増えてきましたが、 僕としては、もっと若い世代、働き盛りの世代に、地方の良さを見直して欲しいなと思うのであります。
飯山市観光協会 – 映画「阿弥陀堂だより」原風景をめぐる
ちょっと前に公開されて話題になった映画「阿弥陀堂だより」。舞台となった飯山市が全面的にバックアップしています。
田舎暮らし楽園信州:長野県
長野県が行政主導で推進している「楽園信州」というサイトです。田舎暮らしの情報が昔に比べて、いまは、とっても手に入りやすくなりました。
コメント
事務所のそばにホタル飛ぶ−「田舎暮らし考」…
昨夜のこと、仕事が遅くなり、帰ろうというそのとき、10時半頃でしょうか。ぽっ、ぽっ、と間隔を開けて光っているものが見えました。 ホタルです。川沿いの朝顔の葉に (more…)