ぼくは宮本浩次の大ファン。
いまの日本の音楽シーンの中で、
理屈抜きに素晴らしいと感じられる稀有の人。
歌唱力という次元を超えてる。
歌うために、神様から遣わされてきた人。
真似するフォロワーがあらわれない、孤高のオンリーワン。
発達障害者っぽい仕草や振る舞いなんだけど、
アーティストとして、それは最高の個性になる。
わざとらしさがない。ほんものの輝きがある。
冬の花は、2019年の作品。
作詞と作曲を彼が手掛けていて、
「いま」何が人々に必要なのか。
人が生きることの本質的な寂しさと
それを乗り越えていこうという
熱いメッセージが伝わってくる。
昭和歌謡的なメロディーラインは、
ぼくらおじさん世代だけではなく
若い人たちの心にも新鮮に響くだろう。
天才というのは脳天気な才能という意味ではなく
ひとつのことに、むちゃくちゃ時間をつかえる才能。
考える時間をいとわない、集中できるのが天才。
この信じられない歌唱力もいろんな歌手から学んだ
すごい集中と努力の賜物なんだろうと思う。
そして彼の凄さは、根本にあるピュアな魂。
もう、その魂のかけらにふれるだけで感動。
宮本浩次の歌を聴く。それだけで、浄化される。
宮本浩次がいる。それだけで、なんか救われる。
人間って、そうそう捨てたもんじゃないよ。
ミヤジがいるだけで、そう思えるんだ。
YouTubeではミヤジをたくさん発見できる。この番組、リアルタイムでは見逃した。
あとから発見。熱唱が魂をふるわせてくれる。スーツが脱げないまま歌うミヤジ。好きだなぁ。
こちらは公認PVで歌い方の熱量が少し抑え気味に感じる。
やばい!ライブDVDも鳥肌モノだ。「冬の花」以外のパフォーマンスも入ってる。
それにしても、ライブの熱量が半端ないなぁ。コロナが落ち着いたら、生のライブ行きたいぞ。
このブログを振り返ると、2008年にエレファントカシマシの宮本浩次について書いていた。
ぼくのミヤジファン歴は、だから、12年と短いのだ。エレファントカシマシは90年代から、頑張ってるもんね。ぼくの中学校の先輩である佐久間正英さんが「今宵の月のように」をプロデュースして、ブレイクしたんだ。もちろん、ほかにも名曲があるから、エレカシの存在は知っていたけれど、昔はファンというほど好きではなかった。12年前にあらためて出会ってファンになり、最近のミヤジをどんどん好きになっている。理屈抜きに、好き。
今月、カバーアルバムも出すんだな。これもやばい選曲。世代的に懐かしく、みんな好きな曲ばかりなんですけど…
CDやDVDを買おうなんて、最近はめったに思わないんですが、こりゃあ、買いだな。
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