好きだった長谷川きよしがいまも好き

長谷川きよし 音楽の話
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記憶の中で、音楽にふれて、感動した最初は

幼稚園の頃に聞いたバイオリンの音色。

それから歌謡曲の中で、いちばん驚いたのは、

小学生の頃、テレビで歌っていた美空ひばりさん。

歌というものに、こんなにも情感が込められるのか…

心をゆさぶる音楽があるということを知りました。

でも、大正生まれのうちの親父が言うんですよね。

「歌はうまいがヤクザと絡んでるのはいただけない」

親父は、都はるみのファンでした。

その後、感動したのは、来日中でテレビ出演した黒人ピアニスト。

セロニアス・モンクというジャズピアニストなんですが、その音楽が衝撃的でした。

確か、ラウンド・アバウト・ミッドナイトという名曲ともう一曲何かを弾きました。

それまで聞いていた様々な音楽の固定観念をスコンと破ってくれて、

そのトツトツと話しかけるようなピアノに、こんなにも音楽って自由なんだ、と感激。

その記憶と前後して聞いたのが、 長谷川きよしの「別れのサンバ」でした。

ピアノは無理だけど、彼のように、ギターを弾きたいと強烈に憧れました。

生まれてはじめて自分で買ったレコードが長谷川きよしでした。

その次に、セロニアス・モンクのミニLPを買いました。

長谷川きよしはデビューアルバムから続けて3枚くらい買いました。

さんざん聞きまくって、少しだけ、ギター演奏をコピーしましたが

とても、あんなに上手に弾くことはできません。

最近の演奏も、円熟の境地というか、凄みが加わっています。

サンバとかボサノバとか、そういう世界が未だに好きなのも、

この長谷川きよしの影響が大きいのです。

「別れのサンバ」は、あの当時の時代の雰囲気も反映していますね。

彼の凄さを、老若男女誰でも、一発でわかる映像を発見しました。

「天城越え」をアレンジして歌っています。スタンディングオベーション!

椎名林檎との共演も、なかなかいいですね。

ギターはもちろん、シャンソンで鍛えた、歌の素晴らしさも文句なし。

こんな天才は、もう日本には出てこないんじゃないかな。

なんだか、いろいろな音楽を聞いてきたけれど、

やっぱり最初に好きになった音楽って、

いつまでも、ずっと、理由なんかなく、大好きなんですね。

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