クルマの売れ行きが鈍化しているようだ。その代わりに自転車が売れている。例年なら、3月くらいに自転車の売上げは山場になるのだが、今年はGW過ぎてもまだ山場がある。つまり、売れ続けている。原因は、もちろんガソリン代の高騰にある。今までクルマで保育園の送迎をしていたママたちが自転車になる。メタボが気になるパパは運動不足の解消も兼ねてクロスバイクを通勤の足にする。
テレビを見ていても、なぜか、中古オートバイの宣伝が多くなった。
エコロジーの観点からも、CO2を排出する自動車は悪者扱い。ガソリン代も高いから、どう考えてもいまどきは、自動車好きにとっては肩身が狭い状況だ。
しかし、僕のように標高1000メートルで市内への足として自動車が必需品な人は、憂鬱な車検が近づくたびに、自動車の買い替えを検討するのだ。車検は秋だから、まだ先の話だが、この時期から、検討に入らなければいけない。
僕は、とりたてて自動車が好きなわけじゃない。人や荷物を載せて、動けば、いい。で、自動車は中古車しか買わない主義。中古車を2年3年と短期間使って、また買い換えるというパターンなのだ。したがって、この10年くらいでもいろいろな自動車を体験している。ランドクルーザー、パジェロ、エスクード、タウンエースなど、どちらかというと人や荷物がたっぷり載るタイプが多かった。でも、最近、娘と息子が家を離れて、夫婦ふたりだけになると、荷物重視でなくともいいように感じるようになった。
カブリオレというか屋根をオープンにできるタイプもいいな、と思うようになった。冬場は厳しいかもしれないけど、なんか、自動車で開放感を味わいたい気分なのだ。
で、いま、いろいろな中古車をチェックしている最中。このあれこれ検討している時期がいちばん楽しいのである。時代に逆行してハイオクだけど、外車もいいかな、なんて、夢想している。
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