自給自足って、けっこう身近になってきた

雑記帖
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海のそばか、山のなかか。

どちらが自給自足に適しているか。

現代は、完璧な自給自足は難しく、現金収入をどうやって確保するかも大きな課題だ。

テレビ番組で自給自足の特集をやっていた。

いちばん印象に残ったのは、70歳代と60歳代の夫婦が小さな島に移住したケース。

ふつうは、歳をとったら、地元を離れなくないよね。

人間関係をゼロからやり直すのは億劫だし、いくら亭主が釣りを好きだからと言って、このケースはかなり思い切っている。

夫婦で仲良く、あさりを採っているんだけど、それがキロ千円で売れるという。

貴重な現金収入になるのだが、その日は30キロの収穫で、3万円也。

ううむ。毎日、そうなるとは限らないけど…。

この番組では、ほかにも何組かが紹介されていて、ガスや電気の自給システムも紹介されていたり、どれも面白く興味深かった。

僕たちは現代社会のなかで、不必要なものをたくさん背負い込み過ぎていて、そういう無駄を省いて生きていこうとする人たちが、いま少しずつだけど増えてきている。

社会の仕組み自体が無駄を基礎にしているので、それは一挙には崩れないけど、でも、ひとりひとりの意識レベルが変わってきつつある感じもあって、強固だと思っていた壁が意外と簡単に崩れてしまうかもしれない、なんてね。

 

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