ブログというタイムマシン

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久しぶりの更新。いやぁ、投稿数が年間を通して、こんなに少なかったのは、ブログ開設以来初めてのこと。2007年4月、今までのHTML形式によるホームページから、このWordPressというシステムでブログ形式による記事の投稿をスタートさせた。それ以前、最初はNiftyServeのHP領域で個人ページを開設。たしか1998年前後だったと思う。それ以前、1995年にホームページ制作事業を立ち上げ、手探りでHTMLを勉強しながら、いくつかの実験的なホームページを立ち上げた。それ以前、1987年頃、パソコン通信、草の根ネットの時代で、NiftyのフォーラムではけっこうアクティブなBBSユーザのひとりだった。端末は東芝のワープロRupoで電話代がひと月1万円を超えたこともある。

そういうわけでネットとのつきあいは長い、というか、今となっては生き証人(笑)みたいなものだ。で、最近は、Facebook、僕がユーザ登録したのは2009年。海外在住の知人と連絡をとるために始めたが、当時ネット上の日本人は少なかった。FBは、mixiよりはストレスが少ないが、Twitterのほうが僕としてはおもしろかった。

ブログという形式は、こんな時代にやや古くさい印象もある。それでも、僕はこのブログに愛着がある。投稿記事数620件。そのすべてに僕の思いや時間が刻まれている。久しぶりにアクセスログをのぞいてみたら、興味深い検索文字が1位にランクインしていた。「安積力也」という人名だ。あれ、誰だろう? 自分でも忘れていた。試しにググってみると、検索結果1ページ目10件目に僕のブログを発見した。「心の底から、願っていることは?」というエントリーだ。2010年9月15日に投稿されたその記事を読み返してみた。過去の自分から叱咤されているように感じた。

人間は、成長しようと思い続けなければ、成長することができない。成長を諦めた瞬間、負のスパイラルが始まる。企業にも同じ事が言えるのではないか。成長には、変化が伴う。その変化をためらっていないか。臆病になっていないか。守りに入っていないか。なんてことを、つらつらと思ってみたりするのであった。

ときには、ブログというタイムマシンにのって、過去の自分と対話するのもいい。SNSは横軸で時間が流れるが、ブログは縦軸で流れていく仕組み。人は、ヨコにつながるだけではなく、タテにもつながる存在なのだと思う。

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