春のスイッチ切替え

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3月は年度末ということで、仕事もいろいろ忙しかったのですが、地域の役が終了ということで、ともあれ、ほんとうに、ホッとしております。ここ数年、地域のことに関わることが何かと多くなり、その巡り合わせが重なって、この一年間、区長という役を仰せつかりました。昨日、引継会を行い、あと3日の任期を残しておりますが、天災など突然のアクシデントがなければ、そのまま、お役目解放ということになります。まだいくつかの取りこぼし案件が次年度にかかっているものの、それは実務として処理していけばいいだけですから、気が楽です。いやぁ、「気が楽」という言葉の重さを実感いたします。「肩の荷が下りた」という言葉も、初めて肌身の感覚として理解できました。任期中、地域が無事安泰でありますようにという強い思いが、つねに心の片隅にありましたからね。

それでも振り返れば、いい体験ができたなと思います。生まれ故郷の東京を離れ、信州暮らしを始めてから、もう20年。地域の課題もそれなりに理解してきたつもりでしたが、この一年間、一歩踏み込んだカタチで、まさしくど真ん中で体験でき、地域社会への理解を深めることができました。若くしてこの役を受けたことは、正解だったように感じています。地域との関わりは切れませんが、役のスイッチはあと3日でオフ。このレバーを、さて、次は、どこへ、入れましょうか。今年の春は、いつもよりいちだんと待ち遠しく、楽しみな春です。

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