僕の2008年版手帳選び

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この季節、いつも手帳が気になる。
20年来、システム手帳を愛用してきて、
翌年の月間と週間リファイルを差し替えてきた。
バイブルサイズのシステム手帳だが、
年々、人気がなくなってきたのか、
文房具屋でのリファイルの棚が小さくなってきた。
長野では特に種類が少なく、
東京へ出張ででかけたついでに、
銀座の伊東屋に立ち寄るのが恒例だった。
とにかく、リファイルの種類が多いから、
あれこれ手にとって比べて、
じっくりと選ぶのが楽しみだった。

しかし、今年は年内に東京出張の予定がない!
やむをえない。長野で、調達するしかないなぁ。

長野でいちばん大きな本屋さんには、
手帳フェアという名目でさまざまな種類が陳列されていた。
能率手帳とか、高橋の手帳とか、
ビジネスマン向きの愛想のない手帳たちを、
今までは見向きもしなかったのだが、
今年はチェックしてみることにした。
リファイルコーナーはあまりにも貧弱だった。
普通の手帳コーナーへまわってみたそのとき、
このフレーズが目に飛び込んできた。

「バーチカルタイプ」

僕がここ数年、愛用しているのが
この縦軸に時間が並んでいる
バーチカルタイプのリファイルなのだ。
それが、ついに、このような手帳にも…
僕が知らなかっただけかもしれないが、
ちょっと、うれしい驚きを感じつつ、
手にとってみた。
おっ、イケルかも…
意外にいろいろな種類があって、
使いやすそうなデザインのものが2冊。
左手にその2冊をキープしながら、
ほかの手帳もチェックしてみる。
価格的にも今まで
月間と週間の2冊を買うのと同じくらいだ。
うれしい誤算で心がはやり、
購入モードになってしまったが、
いやいや、待てよ、と寸前で抑制が働いた。

このような手帳なら、いつでも手に入る。
ここは冷静になって、家に帰ってから、
ネットでほかの手帳もチェックしてみよう。

で、こんなサイトを見つけました。
後悔しない2008年版 手帳選び – 日経トレンディネット

なるほど、バーチカルタイプは、
昨年からの和製手帳のトレンドになっているらしい。
本屋さんで大量に並んでいた理由がわかった。
そうだよな。だって、書き込みやすいし、使いやすい。
今まで少なかったのが不思議なくらいだ。

この特集を見ると、海外製のものも魅力だ。
有名なモレスキンの手帳にも、週間予定がある。
でも、バーチカルではないので、惜しいが除外。
クオバディスはセンスがいいのだが、
正方形に近いフォルムがどうも。
好き嫌いの分かれるところだ。
糸井重里のほぼ日手帳は、
おしゃれ感覚満載だが、
ディリ-タイプというのがどうも。

シンプルでいて、なおかつ美しく機能的なものがいい。
シンプルを追求して、デザインを洗練させるのは、
最上級のパフォーマンスが要求される至難の技。

もし、モレスキンにバーチカルタイプがあれば、
僕にとって、かなり衝動買いポイントが高いものになる。

ってなことを思いながら、まだ、迷っております。
いい手帳、どこかに、ないかなぁ。
ネットで買うより、手にとって、選びたいから、
長野周辺に限られてしまうけれど…
迷っている間が、いちばん楽しい時間ではあります。

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