味のある、おじさんたち

スポンサーリンク

昨日、NPO法人飯綱高原よっこらしょの忘年会があった。
10人ほどのメンバーたちが
理事のひとりが経営しているペンションに集まった。
自分で飲むお酒は持ち寄りということで、
乾杯のあとは、あちこちのテーブルで、
いろいろな話題に華が咲いた。

代表理事のH氏は、あと2年で70歳になる。
長野マラソンの第一回目を走ったときは還暦。
ボストンマラソンにも、何回も参加したとか。
47都道府県のすべてのマラソン大会を
制覇するという野望を持っていて、
すでに30いくつかの県は制覇したようだ。
詩吟はうなるし、木彫りの彫刻はやるし、
それでいて、農作業もこなすのだから、忙しい。
悠悠自適のおじさんである。

いやぁ、フルマラソンを完走できると聞いただけで、
ただただ、脱帽。僕なんか自慢じゃないが、
50メートル走っただけで、息切れで倒れてしまう、きっと。

隣に座ったS氏は、なかなかの人物。
この人がいなければ、この飯綱地区に
新しい波は起こらなかっただろう、と僕は思っている。
話を聞くと、これまた、やっぱり、すごく、おもしろい。
神奈川に長くいた方で当時の選挙で応援した人が
大蔵大臣になっていたとか、宅建の免許をとったとか、
ほかにも、すごい話をさらりとしてしまう。
自慢たらしくはなく、自然で、普通なの。
普通にすごいのは、本物にすごいんですよね。
フィクサーのようなおじさんである。

ペンションのY氏は、若い頃、やんちゃ坊主。
さんざん喧嘩に明け暮れ、暴れたようだけど、
いまはその面影はなく、とっても明るく、人なつっこい人柄。
自分のことを「まめまめしい」と言っている。
話を聞いていると、行動力があるのだな。
60歳は過ぎているんだけど、
とてもそうは見えない、いい意味のギラツキがあって
バイタリティあふれるおじさんである。

ほかにも人生の先輩の方々ばかり、
全員とお話をしたかったけれど、
9時半頃で中締め、お開きとなった。

年上の人と話をするのは、
いやぁ、勉強になるなぁ。
見習うべきところがある、
すばらしい人生の達人たち。
ちょっと持ち上げ過ぎだけど(笑)。
来年も、宜しくお願いします、という会でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました