同世代がITの牽引役を果たしてきた

1956年生まれアスキーの西和彦、1957年生まれソフトバンクの孫正義は、出版事業から事業を大きくしていった印象がある。だがアスキーは現在、出版事業のみに縮小し、かたやソフトバンクは多角的なIT関連事業を拡大している。それぞれの経歴に関して、ネットで調べてみると、当初からいろいろな事業を手がけているようだが、僕にはパソコン関連の雑誌をつくっていた人たちという印象が強い。まず、何らかのメディアを持つことが、IT事業の拡大には必須だったように思う。西さんはリタイヤが早かったが、孫さんはまだまだ現役。1955年生まれマイクロソフトの古川享は、アスキーから引き抜かれるカタチでマイクロソフトの日本代表になり、こちらもリタイヤして悠々自適だ。

今から20年前、僕はスーパーコンピューティングJAPANというバブリィな展示会の一連の広報広告プロモーションをやっていた。展示会の企画会社との縁でそのような仕事がけっこう多かったのだが、その当時から、孫さんのソフトバンクは展示会ビジネスに参戦していて、来場者事前登録とカードシステムを組み合わせたり、若いのに凄い手腕の奴がいると業界では評判であった。

経営者の孫さんにそれほど深い関心があるわけではない。ただ同世代というだけで気になる存在である。音楽界なら桑田佳祐、スポーツ界ならサッカーのラモス、柔道の山下。個人の芸を磨くか、それとも組織を束ねる才覚を伸ばすか。どのような同世代人を見ても若い頃から、その傾向の差は出ているように思う。

僕は、どちらかといえば個人芸のほうだが、しかし、個人芸だけでは、やれることに限界があることも痛感している。まぁ、いずれにしろ、同世代が頑張っている姿を見るのは励みになるのだ。

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