結婚披露宴

雑記帖
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6月28日、ひさしぶりに結婚披露宴に参列した。

フルコースの料理ではあったが、途中から、お酒を飲みすぎてしまい、メインディッシュのお肉その他を食いそびれた。

もったいないことをした。

お酒を腰にくるほど飲んだが、それでも意識までは失うことなく最後まで気力で立っていた。

たいしたものだ、自分。

新婦は22歳、私の娘である。

いろいろな気持ちが錯綜するのである。

世の中の親子は、それぞれみんな別々のストーリーを生きている。

別々のストーリーを一生懸命に生きている。

ひとつとして、同じものはない。

その新婦の父というものの気持ちを、いまはまだ書く気にはなれない。

そういうものだ。

ずっと書かないかもしれない。

わからない。

ただ、儀式というものは、やはり、人間の知恵だなということは思った。

儀式によって、人間は、時間にラインを引いていくのだ。

諦めることを教えてくれるのだ。

生きているもの、死んでいくもの、別れていくもの。

あちらとこちらの境界線を教えてくれる。

それが儀式だ。

そう考えると、人間っていう奴は、どうにも、やっかいな存在なのだなぁ。

 

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