だいたい高校生のとき、便宜的に理系コースと文系コースに分かれる。
受験したい学部がどちらかによって分かれる。
そして、理系は難解な数学や物理を学ぶことになるが、
文系は、だからと言って難解な国語や倫理を学ぶわけではない。
これが、ヘンだな、不思議だなと思っていた。
たとえば、医者になる道を、なぜ、理系に絞るのか。
弁護士をめざしたい理系がいてもいいのではないか。
そもそも、なぜ大学受験のために理系と文系を分けるのか。
高校を単なる予備校化しているだけではないのか。
なーんてことを、高校生のときに考えていた。
日本の教育システムって奴は、息苦しいぜ、と。
まぁ、落ちこぼれの遠吠えですけど。
で、社会に出てから、あらためて、
自分の頭の構造が理系か文系、どちらだろう、と。
意味のない与太話ではあるけれど、
どちらかと言えば自分は理系の頭であるだろう。
でも、理系の道を進んでいないから、
バリバリの理系ではなく、落ちこぼれの理系だ。
文系のわりには、理系の興味に共感できる。
そんなバランスのなかで生きている。
と、ここまで分析してきて、
そうか、これは自分に限ったことではなく、
現代社会っていうのは、
そういうバランスで回っているのかもしれない。
ユリイカ! 小さな発見だ。
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