ヒッピーおじさんと若者は仲良くなれそうだ

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つい最近、同世代のある音楽プロデューサーと話していて、
ひとつの思いを共有することができた。
それは、60年代から70年代、かつての日本のアングラやヒッピー、
フーテンといった文化に、2008年のいま、
ちょっとスポットを当てるのがおもしろそうだ。
むかし、いわゆるアウトサイダー的な生き方を選んだ人たちは、
いま、どこでどのように暮らしているのだろう…

ヒッピー世代は団塊世代とも重なってはくる。
高度成長、大量消費のメインターゲットとして
マーケット的な側面から、とらえられがちな世代だが、
実は、60年安保の全学連とか70年安保の全共闘とか
学生運動が盛んだった時代の生き証人であり、
その高揚と挫折を体験しているのだ。
長髪を切ってリクルーティングした大多数、
そしてそうではない少数派のヒッピーたち、
その一部は長野のような地方へコミューンを求めて脱出した。

社会と個人、そのかかわりについて、
思いを馳せるとき、
現代は登校拒否やひきこもりなど
一見複雑化しているように見えるけど、
その根っこにあるものは、
ヒッピーの時代と同種のものではないのか。

なんとなく生きにくい世の中に
僕らはどのように立ち向かえばいいのか。

そのヒントがこの辺にあるような気がしている。

ヒッピーという言葉の定義もあいまいなまま、
思いつきをメモとして記事にしました。
あくまでもメモにつき、シビアなツッコミはご容赦を。

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