夏の夜、戸隠に踊りの精霊が舞い降りる

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もうかれこれ6年目になるでしょうか? 神殿舞踏「水の呪術」というタイトルで、戸隠神社火之御子社の奉納舞踏が8月18日(水)夜7時から開催されます。踊り手のタカハシさんは、この道では非常に著名な故大野一雄氏や笠井 叡氏に師事しました。どんな踊り?と聞かれると、ジャンルわけは便宜的なものですが、暗黒舞踏というとイメージしやすいかもしれません。でも、タカハシさんの場合、踊りが本業ではなく、整体師として30年近く、吉祥寺で活動してきました。トランスパーソナル心理学をベースにしたサイコセラピーを学び、数多くのワークショップを手がけ、1984年には東洋医学を基本にした「治療院からだはうす」を開設。91年には舞踏と治療とセラピーの統合を図るため「トータルリコール研究所」を開くなど、身体や感情、心理や知性、感覚やスピリチュアリティのエネルギー的関連を象徴的な見方をとおして紐解いていく作業に取り組んでいます。世の中が、スピリチュアルと騒ぐ前から、それこそ日本におけるスピリチュアリズムの先端にいつもタカハシさんはいました。

舞踏に関しても、ライフワーク的な意味合いで、ずっと、続けてきており、これも心と体の真相に迫ろうという彼ならではのひとつのアプローチのように思えます。そして、ちょうど神殿舞踏なるものをテーマに踊り始めた頃、戸隠と縁ができて、いまに至っています。戸隠神社火之御子社のお祭り開催日に合わせて、吉祥寺から総勢10名以上でやってきます。舞台をつくる人、照明、カメラ、そして音楽家を引き連れて、泊りがけでやってくるのです。僕たちは、タカハシ一座と呼んでいます。

お盆過ぎの平日、夜7時から9時頃までのイベントです。こういうアーティスティックな舞踏は、なかなか、観る機会が少ないと思います。奉納舞踏ですから、観劇料はいただきません。神社境内の神秘的な雰囲気のなかで、ドラマチックに展開される舞踏をぜひ、ご覧ください。

当日のチラシはこちらをどうぞ。神殿舞踏2010ちらし

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