2010年 これから、それから、どう動こうか

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正月は名古屋で過ごした。長野に戻ってきて、翌日から仕事。続けて、今日も仕事。なんだか、いろいろな仕事が一挙に動き始めた。

広告制作業というのは、基本的には請負の仕事だ。お客様=クライアントがいて、どのようなメッセージをターゲットに向けて伝えていくか。しっかり打合せして、内容を咀嚼して、表現やメディア等のプランをプレゼンテーションする。それがOKとなって、戦略が動き出し、それで広告をつくり、制作物を納品して、ようやく仕事として成立する。一般論で広告というのは、クライアントとターゲットをつなぐコミュニケーション戦略。しかし、われわれが飯のタネとして重要なのは、自分たちとクライアントとのコミュニケーション能力だったりする。クライアントとの間にいい関係が結ばれると、ターゲットに効果的な広告が仕上がり、結果として、いい仕事になる場合が多い。いずれにしろ、自己満足ではなく、他者満足をゴールにしている。喜ばれることを喜びに感じることができるかどうか。これが、最も大切な適性のポイントになるだろう。

この広告業界で生きてきて、もう、早いもので30年間が過ぎようとしている。喜ばれることを喜べる自分には、この業界で生きていく適性が、少なからず、あったのだろう。ひとつのことを続けることは、人には言えない苦労もたくさんあるのだ。新年なので、ちょっと振り返りモードで、30年間という時間を思う。

コピーライターになってから、ちょうど10年目で東京から長野に移住した。18年目くらいで長野オリンピックが開催され、WEB制作事業に本格的に進出した。20年目の西暦2000年、僕はネットの未来設計図に夢中になっていた。そして2010年、私的には息子が大学を卒業して、子育てから自由になる。10年ごとに、何らかの転換期を迎えているので、きっと、何らかの新しい動きがあるはずだ。って、他人ごとのように言ってるけど、ほんと、このようなスリリングな時代に遭遇していて、これから、どのように動いていくか。我ながら愉しみな新年の始まりではあります。

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