昨夜の北京オリンピック柔道女子、
谷本歩実の決勝戦は、痛快でした。
これぞ、反射神経、からだが反応した一本勝ちでした。
その映像を観ていて、思いました。
文章を書く行為も、同じように反射神経なんじゃないか。
文章を「書く」というと、
精神活動のように思われがちだけど、
それはちょいと違うのではないか?
むしろアタマの筋肉を鍛えることで、
いつでも、どこからでも、
言葉によって反応できるようにすること。
文章は、量をたくさん書けば上達する。
剣道における素振りのように
柔道における打ち込みのように。
退屈な練習であっても、その練習量によって、
反応できる身体となり、結果を返してくれる。
とっても、すばらしい感性を持っているのに、
それを言葉・文章にして表現することができない。
そういう人を数多く見てきました。
逆に、たいした感性がないのに、
文章化する技術だけは持っている、という方も。
僕が話しかけているのは、
もちろん、前者のあなたです。
すてきな感性プラス文章の技術。
その技術を磨くための、たゆまぬ努力。
伝えられる限界はあるけれど、
このブログとメルマガが文章修行のヒントに
なってくれれば嬉しいわけで…。
さぁて、と。
「コピーライターの学校」、不定期ながらも再開します。
コメント
最近、メールを使うことが一般的になってるから、
文章を書けないと厳しい時代になってしまったね、
自分にとって、文章を書くことは苦手種目なので、
苦労してますが、書かないと進歩しないから、
コメントを書き込みます。
反射神経でキーボートを叩けるような状態!?
になりたいものです。
でも、直接会って波動を感じつつ交流!
というのがやっぱりいいですね、
おひさしぶり!
文章が苦手種目なんてご謙遜を。
まず「思い」があって、
それが「文章」としてカタチになったとき、
そのギャップが大きいと苦手意識が生まれるんですね。
言葉は「思い」と逆の方向に伝わることもあって、
そうなると苦手意識が自己嫌悪に変わります。
やっぱり書き続けることなんでしょう。
音楽にライブがあって、
お客様の反応を見ながら、
腕が上達していくように。
文章にも客観的な視線が必要です。
あ、先日、飯綱で音楽イベントを開催しましたが、
今度、もし、やるチャンスができたら、ぜひ。
飯綱高原には、きっとタブラの音色が合うだろうな。