お盆という言葉が、ここ信州に来てから、とっても身近になった。東京で働いていた頃は、お盆だからと言って、休みをとる人は、そう多くはなかった。所帯持ちであれば、子供といっしょに夏休みを過ごすために、7月末から8月のアタマにかけて休みをとる人が多かった。独身者であれば、時期をずらして9月くらいに夏休みをとるというパターンだ。
ところが、長野では、お盆の8月13日~15日にかけて、会社全体でいっせいにお盆休みになるところが多い。観光客相手のサービス業は別にして、お盆の3日間、一般企業はビジネスにならない。これは、どこの地方都市でも、同じようなものだと思う。
そんな今日は15日。僕は事務所で仕事をしている。でも、いつもの金曜日と異なり、電話は鳴らない。道を歩く人も少ない。つまり、静か、である。落ち着いて、デスクワークができる、またとない環境。自分のペースで時間を組み立てながら、「書く」仕事をこなせる。
とはいえ、お盆だから、ご先祖様のことを頭に浮かべ、また敗戦記念日でもあるわけで、戦後63年という時間の重みも感じながら、今宵は、しばし、瞑想の時間をとろうと思う。、
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