広告批評その他あれこれ

2008年の広告「費」事情を振り返ってみる

2018/07/07
 
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「儲かってまっか」「ぼちぼちでんな」という大阪商人の挨拶の常套句が、もはや洒落として通用しないほど、世の中の、不景気は深刻である。

昨秋からの世界を巻き込む不況は、いったいどこまで行けば、底になるのだろうか。

ここNaganoCityでも、景気の良くない、風邪をひきそうな話ばかりだ。

広告業界は、企業の経済動向に左右されるから、もちろん弊社のような零細広告会社にとっても打撃はある。

だからといって、うつむいてもいられない。

足元を確かめてから、上を向いて歩こう、が僕の基本。

そこで、まずは、あらためて、2008年の広告費について、振り返ってみた。

2月23日に、広告代理店の電通が発表したデータ→:2009年2月23日付 電通ニュースリリース(PDF は、地方の広告事情からすると実感のわかない数字ではあるけれど、一般論としては押さえておきたいところ。

2008年の総広告費は6兆6926億円で前年比4.7%の減少と、5年ぶりに前年を下回った。

マスコミ4媒体の広告費は、
新聞が8276億円(前年比12.5%減)、
雑誌が4078億円(同11.1%減)、
ラジオが1549億円(同7.3%減)、
テレビが1兆9092億円(同4.4%減)。
軒並みダウンしたけれど、唯一、
インターネット広告費は6983億円で、前年比16.3%増加し、
新聞広告費に急接近する勢いだ。

業種別(マスコミ4媒体)では、21業種中18業種が前年を下回り、
「趣味・スポーツ用品」「食品」「薬品・医療用品」の3業種が増加した。

メディアとしては、インターネット広告だけが元気の良いように見える。

業種としては、元気を良くするための業種だけ、元気が良いように見える。

うつむき加減の業界は、頭をもたげるきっかけをつかめず、ますます前のめりになっているという印象だ。

広告費を全般的に削減されているクライアントの広報宣伝担当者たちは、どうすれば効果的に予算を配分できるかと日々頭を悩ませている。

インターネットは、そういう意味では、あらたな戦略として効果をあげる即効薬のようなものだ。

ただ、即効薬は、当初は効き目はあるけれど、やがて、効き目が落ちる。

ここを、しっかりと見極めながら、印刷物を含めた従来メディアとの相乗効果を狙っていく必要があるだろう。

従来メディアに胡坐をかかず、新規メディアに増長せず、

その辺を見つめて、広告制作者として、上を向いて歩いていこう!

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