All of me 【rough story 96】

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ジャズのスタンダードナンバー、All of me を
最初に知ったのはビリーホリディの歌だった。
自分に元気がないと、この歌手を受けとめることはできない。
中学生の頃だ。
All of me, why not take all of me
「わたしのすべてを、
 なぜ、わたしのすべてを奪ってくれなかったの?」
All of me は、どろどろの失恋ソングで、
ウェットな演歌にも通じる世界観。
演歌だと、これでもか、これでもか、と
このウエットな世界観を盛り上げるメロディがつくだろう。
石川さゆりの「天城越え」なんか、その典型だ。
でも、All of me は、
どろどろの歌詞にさらさらの曲がついてる。
内容は恨み節だけど、軽快に歌われると、
こうやって、乗り越えていくのもアリだな、と。
最近、このメロディが、なぜか、頭に鳴り響いているのだ。

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