時間の流れ方

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歳をとると、時間の流れが早くなる。誰でも、そう感じるのではないでしょうか。少年時代はゆっくりと豊かな時間が流れ、夕焼けが永遠に感じることもあったのに、大人になってからは、なぜ、こんなにも時間の流れが慌ただしいのでしょうか。

からっぽのバケツにいろいろな思いが入ってきて、それはどれも驚きに満ちた新鮮な体験だから、充実した感じになるのかも知れません。いまでも旅に出たときには、長い時間を感じます。

社会人になってから、仕事を覚えるまでは時間を長く感じたのに、仕事に慣れてからは時間が早くなったような気がします。それどころか、目の前の案件を、次から次へと処理するのに追われ、仕事ができるようになればなるほど、時間が加速されていきます。

僕の友人に陶芸家がいて、その彼のお宅へ、年に1回か2回、ぶらりと立ち寄ります。その場所で彼と話をしていると、なぜか時間が止まります。いまから20年前、長野への移住を決心した際にお世話になった恩人であり、彼と会うことでその当時の決意が思い出されるのです。初心に帰ることができる場所。そういえば、最近、行ってないなぁ。

とりとめもなく、ゆるやかな土曜の仕事の合間に、ひとり言してみました。



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