キノコの季節です。我が家は、長野市の飯綱高原にあるのですが、
この時期には、たくさんのキノコ狩りの方々が訪れます。
うちの周囲は、唐松林なので、このジコボウと呼ばれるキノコが採れます。
ジコボウは俗名で、ハナイグチというのが正式名称らしいです。
この写真は、庭のツツジの根元に生えていたジコボウです。
さっそく味噌汁に入れて、おいしく、いただきました。
庭先でキノコが採れるということは、
それだけ湿地帯であるということですね。
実は、裏庭から、春先の水芭蕉やリュウキンカで有名な
大谷湿原という観光スポットまで、つながっています。
ほかにもいろいろなキノコが顔を出しますが、
怖くって、どれにも手が出せません。
むかし、こんなに美味しそうなキノコなら、
大丈夫だろうと専門家に聞いてみたら、毒キノコ。
素人が勝手に判断してはいけませんね。
また、イグチという種類のキノコは
むかしは大体食用だったそうですが、
最近は、毒性を持つものが増えた、とか。
つまり、同じキノコであっても時代とともに変質する!
食べられるキノコだったものが、突然、毒性を持ってしまう。
こうなると、専門家さえ、アテにならないわけで。
今年のジコボウは、まだ、僕の人体実験では大丈夫ですが、
来年になったら、突然、中毒症状を出してしまうとか、
そういうアクシデントも考えられるわけですね。
地球の温暖化で気象状況が狂っているし、
中国からの排気ガス入り黄砂も気になるし、
何がどのように影響しているのでしょうかねぇ。
ジコボウだけは、変わらずにいて欲しいなぁ。
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