アンドロイドはPDAの夢を見た、それは正夢だった

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いまから一年半前に、Googleのアンドロイドについて記事を書いた。つい先日、Docomoが満を持してGoogle携帯を発表。これでスマートフォン戦線は、iPhone、BBBと続いて、またまた過熱気味である。
15年くらい前から携帯電話がいつかPDAのポジションを奪うだろうと予測されてはいた。僕はHP100LX・200LXに始まり、いまはもう存在の影すらもない、いくつものPDAを使ってきた。ようするに小さなITおもちゃが好きだったのだ。パソコン通信ネット、のちにはインターネットからフリーソフトを仕込んでカスタマイズするのに夢中になった。
でも、結局のところ、スケジュールに関しては、アナログ手帳に勝るものはなく、メモも筆記に勝るスピードはなく、僕が愛したPDAたちは、みんな机の引き出しの奥で長い眠りに入ったままだ。あの熱狂は何だったのだろうか、と今にして思う。これは、年齢のせいもあるかなぁ。うちの大学生の息子は、アナログの手帳を渡してもまったく使わず、スケジュール管理を携帯でやってる。細かなスケジュールが小さな画面にぎっしり入っていても、まったく抵抗がないようだ。

ともあれ、最近の携帯端末の進化スピードは加速しており、30歳代の若い人に、これいいんですよ、とスマートフォンを見せられると、ちょっと心ゆらぐものがある。携帯電話の進化が、どのようになっていくのかという問題は、広告業界にいるものにとっても重要な課題であり、オタク心ではなくビジネス心で関心を持つのは当然だろう。あくまでも、仕事として、だ。うん、そうだ、そうに違いない。

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