民主大勝を素直に喜べない

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 テレビの報道番組から流れる民主党勝利の映像を見ていて、最初は小気味良かったけど、そのうち、あまりにも勝ちすぎて、逆に、嫌~な気分になった。

小泉チルドレンで大騒ぎした選挙のときに感じた、嫌な気分と似ている。

なんか、ムードに流されて、そのムードがすごい勢いで加速して、大きな渦になって時代を動かしていく感じ。これって、ちょっと、嫌な、怖い感じがするのは僕だけ? 選挙がイメージ戦になってきたとは、ずいぶん前から言われているけど、ね。

かたや平身低頭、謝ってばかりいる政党と、批判票の受け皿になりますと胸を張る政党と、どっちに期待が持てるかと言えば、そりゃ、後者でしょう。でも、毎日のようにマスコミで報道される、そこだけを見て政治家を選んでいいの。選挙区から立候補している候補者を、しっかり見て、自分の価値観で判断して、選んでる?  マスコミの映像だけを見て、選ばされていない?

政治が劇場化して、イメージが先行するようになると、民主主義という名の全体主義が頭をもたげてくる、と思う。 だからこそ、個の自由に考える力をもっと磨かなければいけない、なんて、ね。僕も日々精進します。

コメント

  1. maple1p より:

    民主党は支持されているのでしょうか。これはどうか、と思えるような公約が多いように思います。

  2. KIKU より:

    積極的な支持というよりも、消極的な消去法だと思いますよ。「これ」がだめだから、やむをえず、「それ」って感じ。

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