もうかれこれ十年くらい関わっている。信越トレイルクラブという組織は以前の会社にいた頃からのつきあいだ。まだNPO法人も一般的ではなく、その勉強会から始めた。何かひとつの理想を実現するために、どのように組織がつくられていくのか。当初のリーダーは現長野市長の鷲沢氏。それから元飯山市長の小山氏が代表になり、現在に至る。のちに千葉県の副知事になった大槻氏も当初メンバーのひとりだ。いま振り返っても、錚々たるメンバーである。
>NPO法人信越トレイルクラブ
これは複数の市町村にまたがるトレイルコース整備事業である。また日本を代表するバックパッカー加藤則芳氏にも関わっていただき、日本初の本格的ロングトレイルとしての精神的な骨格をつくってもらった。事務局は、なべくら高原森の家にあり、スタッフたちの情熱的な取り組みが、具体的な活動をしっかりと推進してくれた。僕にとっては、いろいろと学ぶことの多い組織だった。
さて昨年トレイルの全コース80kmがついに開通した。しかし、残念ながら、僕はまだ踏破していない。今年は地区で役を受けたから無理としても、来年こそ、痛めた足首も治して、数日かけて歩くぞ!
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