オタクの魂

仕事柄、中高年のわりにはパソコンに詳しいほうだ。パソコン言語がBasicだMS‐DOSだという時代から、その世界に親しんでいる。情報系の学問をしたわけではないから、あくまでも素人の趣味としての関わりではあるけれど、やはり機械ものが好きなのだろう。振り返ると、小学生時代にまで遡る。ラジオやテレビから音や映像が流れてくるその不思議さを知りたいと思った。小さなラジオを分解してみたり、秋葉原でキットを買ってきて組み立てたりした。

そのうちアマチュア無線に興味が移り、当時の電話級技師の試験を小学校6年生で独学で合格した。すべて筆記式だったから、かなり勉強した。フレミングの左手の法則を知っている小学生。まわりにそんな子はいなかったから、変な奴と思われていただろうな。アンテナや受信機の部品を買うために秋葉原へは電車を乗り継いで一人で通った。

何かが好きになると、そのことに集中して回りのことが目に入らなくなる。ラジオに興味を持つ前は、本気で漫画家になろうと思っていて、いろいろなストーリーを描いて級友に見せていた。典型的なオタクだよね。でも軟弱な運動音痴かというとそうでもなく、野球やサッカーも同時にやっていて、どちらも一軍でレギュラーだった。まぁ、スポーツオタクという言葉もあるくらいだから、練習にも集中したんだろう。いずれにせよ、オタクの魂、百まで。この年齢になっても、機械ものが好きなのである。

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