最近、このブログのシステムであるWordPress MEというソフトに関しては、プラグインも増やしていないし、使い方も安定してきたので、いじっていませんでした。
しかし、このような小さなブログサイトでも、けっこうスパムの標的になり始めてきました。今使っているヴァージョンが2.1.3で、そんなに古くはないのですが、やはり、最新版にすると、いろいろな面で安心です。2.2.1が最新版なので、そろそろバージョンアップの時期かな、と。
WordPressの場合、バージョンアップはとても簡単です。
いまここで使っているエックス・サーバというレンタルサーバでは、サーバソフトの自動インストール機能がついています。WordPressというブログソフトも、クリックひとつでインストールができます。ただし、最初のバージョンは2.0.9とやや古めのもの(平成19年5月時点)。そこで、自動インストールしてから、僕はすぐに2.1.3にバージョンアップしました。
方法は、インストールしたディレクトリへ、新バージョンのソフトをアップロードするだけ。あまりにも、あっけなく、簡単に、できました。
今回の2.1.3から2.2.1へのバージョンアップは、当初の頃に比べて、プラグインがたくさん追加されており、しかも、PHPファイルもいろいろ修正を施してあるので、ちょっと慎重になりました。
まずは、現在のファイルをFTPですべてダウンロード。データベースに入っているデータも、バックアップをとっておきました。いざというとき、すぐに復旧できる体制です。
手順としては、
1、プラグインをすべて停止状態に
2、WordPress 2.2.1 をダウンロードしてきて、これをFTPでアップロード
3、wp-admin/upgrade.phpでアップグレードを実行
4、管理画面からプラグインを有効化
5、サイト確認
ところが、3まで進んで、管理画面に入ろうとしたら、エラーメッセージ。コンテンツもすべて表示されなくなってしまいました。えらいこっちゃ!
あわてて、手元のPCにダウンロードした古いファイルを、サーバにアップロードしました。すると、コンテンツは元通り表示されて、ひと安心。
残念、今回のバージョンアップは失敗か。また今度、対策を考えて再チャレンジしよう、とあきらめの境地になったわけですが…うれしい誤算。
管理画面に入って、バージョン情報を見たら、なんと2.2.1になっているではありませんか。
ううむ。ほんとに、2.2.1なのか、表記だけが、そうなっているのか。アヤシイ。でも、まぁ、実害はないので、このままで良しとするか。バグがでてきたら、そのとき、対処するとしましょう。
WordPressは、アバウトで運用できるのが、なんとも、よろしい、ブログソフトであります。
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