CM現場は映画バカの匂いがする

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今週は2日間、CMのロケでした。県内、軽井沢・佐久方面ですが、東京から男女のモデルさんを呼びました。演技のできるモデルがいい、ということでおふたりとも若い役者さん。映画やテレビなんかにも出演経験があり、これから主役に抜擢されるかも知れない。将来有望なスター予備軍です。ロケ地は、5階建てのタワーなんですが、ここの階段を使って、何度も何度も駆け上がってもらうというハードな演出です。僕がプランニングして、映像ディレクターに実際の演出は頼みました。カメラマンはキャリア30年というベテラン。つい先日、情熱大陸で木村大作カメラマンを見たばっかりだったので、ああ、こういう骨な職人の世界っていいな、と。映像に対するこだわりと間合いの取り方が絶妙なんですね。俳優さんは、目にチカラがあって、これもグッド。将来、きっと世に出てくるぞ。

今まで僕はCMにも何本か関わりましたが、メインは印刷媒体です。久しぶりに映像の現場に立ち会って、なんだかワクワクしました。スチル撮影の現場とは違ったアドリブの緊張感があって、これはきっと映画づくりに通じるものなんだろうな。男たちの夢、汗臭いロマンを感じました。

コメント

  1. まっぷ山 より:

    なんの仕事もそうでしょうが・・・
    現場は戦場!
    ひとたび、そこに一流の職人が加われば、
    魔法のように、空気感がすっかり変り、
    半人前が口を半開きしてる間に出来上がってしまう。

    そんな凄いものを見て、その感動を味わった者は
    自分の中に何かを、見出す。

    わたしも、若い頃・・そんな感じでワクワクしたな~。

    思うに、そういう現場に、もっと今の若い人・・触れてほしいな~。
    でも、そういう現場もう、少ないのかな~。
    ん・・・見せる人、見る人、居て始まる。

  2. KIKU より:

    >まっぷ山さん

    どうも。最近、忙しくて、更新を怠っております。

    僕も先輩を「見る人」で勉強してきました。
    いまだに、勉強の途上ですが、
    それでも、じぶんの培ってきた分野では
    「見せる人」になれるよう日々精進しています。

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