あけまして、おめでとうございます。
正月というのは、家族の風景が見えてくる休日なんですね。結婚したての頃はどちらかの実家にでかけることが多く、子供ができてからはその成長の折々の姿が初詣の絵とともに思い浮かんで…子供たちの自立への方向性がようやく定まった今年は、いろいろ心配はあるものの、それでもなんだか夫婦ふたりに戻って、ほっと落ち着いた正月を過ごすことができました。
僕はさすらいの次男坊なので、先祖代々のまもるべきイエはなく、夫婦で新しい環境を求め、新しい暮らしを切り開いてきたという感じがあります。東京を離れて親戚縁者のいない長野に移住したのは、もう22年も前のこと。長いようで短いようで、そんなことを思っていたら、人生20年×4回説というのを思い出しました。20年もあれば、何かしらできるはずだから、80歳までに4回も新しい生き方ができるんじゃないか、という話です。いまの年齢から考えれば、あと2回くらいは、僕も未知の世界へチャレンジできそう。ちょっとわくわくしますね。
家族の風景が変化する今年は、新しいことに挑戦したっていいじゃないか、という気分になっています。でも、まだ、その新しいことの姿が見えてこない。まぁ、毎日アンテナを張り巡らせていれば、その何かがわりとはやく見つかるのではないかと楽観しています。ともあれ、楽しみながら、ケセラセラで探していこう、と年初に心をわくわくさせるのでありました。
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