カメラとビデオの境界線

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いつかは出るだろうと思っていたけれど、ついにソニーからデジタル一眼レフカメラみたいなビデオカメラが登場しました。

>ソニー、レンズ交換式ビデオカメラ「NEX-VG10」を発売

ビデオ側からカメラ側へ歩み寄って接近してきたんですね。最近のデジタルカメラは、ビデオが撮影できる機種が多くなってきていて、時代の流れなんだろうな、これは。自分のデジタル一眼レフカメラ(略して、デジイチ)はひと昔前のタイプなので、動画はまったく撮影できません。それでも、不便に感じることはなく、明るめのレンズがもう一本欲しいな、とデジイチならではの交換レンズの楽しみにひたっておりました。

動画に関しては、動画の役割がありますから、いちおうビデオ撮影機材を持っています。以前は、ミニDVテープの機種でした。で、この春に購入したSonyのHDR-CX550Vは、ハイビジョン撮影が気軽に楽しめて、しかもPCとのやりとりが格段に優しくなりました。動きの激しいものを撮影するとき、カメラでは、連射しても、なかなか、ベストショットが難しいのですが、このビデオなら、当然、動画ですから、あとでベストシーンをスクリーンショットできて、しかも解像度が高いのでけっこう印刷物にも小さめに使えたりします。笑顔の口角が微妙に美しい瞬間。それを切り取れるんですね。

カメラ市場のなかで、デジイチで動画を撮影できる機種は、いま、売れているんでしょうか? まぁ、ボケ味もきれいだし、使い方を考えれば、それなりに便利なんだろうな、と。でも、なんとなく、カメラを昔から愛してきたものとしては、カメラで動画を撮影することが邪道のような気がして…。だから、今回のようなビデオ側からのアプローチは、僕としては好感が持てました。ビデオとデジイチのレンズは、共用しないことが前提です。戦略的に、レンズから攻めてSonyのデジイチも売りたいんでしょうけど、一眼レフはやっぱニコンでしょ(笑)。ビデオはそれでもSonyです。ブランドイメージって、僕の世代は強く焼き付けられています。若い人は、関係なく、レンズが共用できたほうが便利かも知れませんね。

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