デジカメ写真をドラッグするだけでサイズ変更

デジカメが高性能になって
解像度もアップしてくると、
一枚当たりのデータ容量が
どんどん大きくなってくる。
プリントするなら、
高解像度データは大いに結構だが、
ホームページで使うには、
その容量の大きさがマイナスだ。
たとえば、ブログなんかで
デジカメ写真を加工しないで
何枚もアップしてしまうと
レンタルサーバのディスク容量を圧迫する。
気づいたら、容量オーバーで
アップできなくなっていた、
なんて話もよくあるケースだ。

ヨコ3008×タテ2000ピクセルの
デジカメ写真データはJPEGで
確実に2メガ以上になるだろう。
それをヨコ800ピクセルにすると
約半分くらいの1メガちょっとになる。
これでも、まだホームページでは大きい。
実際のホームページでは、
ヨコ400ピクセルくらいで十分だ。
すると容量は半分以下の約500キロバイト。

このサイズ変更に必要なのが、
レタッチソフトなどの画像加工ソフトだ。
プロのデザイナーであれば
アドビ社のフォトショップが定番。
WEBデザイナーであれば
ファイヤーワークスを使ったり
いろいろな画像ソフトを駆使するだろう。

でも、そんな高価なソフトを持っていない
一般のユーザはどうすればいいのか。

デジカメを購入すると一緒についてくる
付録ソフトには画像加工もできるものが多い。
それをマニュアル片手に使うのも手だ。
だが、僕は自分のお客様には
もっとカンタンなソフトを使うよう
アドバイスしている。

まず、イチオシがこれ。
「縮小専用。」というフリーソフト。
ダウンロードはこちらから。
これは無茶苦茶カンタンかつキレイに
画像サイズを縮小できるソフト。
たくさんの撮影データがあったとしても
それらのファイルをまとめて選択して
一挙に指定したサイズのファイルに加工。
加工されたファイルは別のディレクトリに
自動的に作成されるよう設定できる。
これだけでデジカメ画像データの縮小はOKだ。

もうひとつ、お薦めの画像加工ソフトを紹介しよう。

フォトショップほどの高度な加工は必要ないけれど、
トリミングしたり画像ごとに色調処理を変更したい場合、
IrfanViewという実に優れもののフリーソフトがある。
ダウンロードはこちら。
このソフトを僕は昔から愛用していて、
お客様をはじめ、友人、知人、多くの人に推奨してきた。
タダとは思えないほどの多機能、高性能。
初心者だってすぐに使えるし、
いろいろ加工したい人にも
それなりに応えてくれるのだ。

僕がよく使う機能は、
スペースバーを押すだけで
撮影データを順番に閲覧できる機能。
JPEGだけではなく、
さまざまな画像ファイル形式に対応。
画像ビュアーとして軽快に作動する。
またサムネイル表示機能もあって、
一挙に何枚もの写真を一覧表示、
自由に並べて印刷までできてしまう。
トリミングもワンタッチでできるし、
写真の色調補正などレタッチ機能は、
フォトショップにも迫る充実ぶりだ。

デジカメ写真を写真として
WEB上で見せたいなら、
このソフトがひとつあれば十分だ。
デジカメ写真を素材として
いろいろ文字を入れたり
組み合わせたり、
バナーをつくったり、
まぁ、WEBデザイナーに
なりたいのであれば、
高価だけれど
素直にフォトショップを買いましょう。
フォトショップはこちら。