不器用だけれど、口下手だけれど、
熱いものを内に秘めて、
誠実に一徹に筋を通す男。
小沢一郎という男は、
そのようなひと昔前の男ではないか、
と買いかぶっていた。
現実の社会で、
そんな男が消えたように
小沢一郎に対する幻想も消えた。
テレビを見ていて
胸にもやもやしたものがつかえたまま。
どう考えても、
辞意の表明は軽率であったよなぁ。
「男に二言はない」なんて、
もはや「死語」になったのであるなぁ。
みんなに引き止められて、
本音はもうイヤなのに慰留したのか。
これも筋書き通りで、
内部反対勢力の封じ込め対策だったのか。
真実は藪の中
民主党が政権を担う政党ではない
と断言した党首が率いて
政権以外の何を目標にするのだろう。
小沢を支持する→政権は担えない
小沢を支持しない→選挙に勝てない
福田総理がインタビューに出てくる前の
あの、駄々草な歩き方が気になる。
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