タグ : WEB

書く気がわかないとき

毎日書くと決めたわけではないし、週に1回書くと決めたわけでもないし、それでも10日間も書かないと、なんとなく、申し訳ない気分になってしまう。誰に対して申し訳ないのかというと、そんなに明確に言えないのだけれど、きっと、あれだな、アクセスログっていう奴を見て、そう思ってしまうのだな。こんなブログでも毎日300人くらいの訪問があって、それが最近は200人近くまで落ち込んでいて、ブログを更新していないとやはりどんどん落ちていくのである。

ぼくのブログは全部で358の投稿記事で構成されている。今書いているこれをアップすると359になる。で、いろいろなカテゴリーで記事を書いていて、思わぬときに、思わぬ記事へのアクセスが増えていたりする。最近では、カホンについて書いた記事へのアクセスが大変なことになっていて、あとはWordPress関連とか、PDFとか、フリーソフトの記事が検索エンジン経由でヒットしている。しっかりとすべてのアクセスログを分析したわけではないけど、傾向としてはやはりITに関するニッチな情報に需要があるようだ。

広告とかWEBに関する記事は、自分としては力を入れて書いたものもあってお気に入りだけれど、マーケットからはそれほど求められてはいない、ことがわかる。

10日間も書けなかったのは、仕事のリズムが良くなかったからだろう。頭を遊ばせる時間がとれなかった。今日は、土曜日で、仕事も一段落して、少し落ち着いた。

WordPressテーマを変えて、少し気分一新です。さぁ、いろいろ、がんばるぞ。

そのシステムは汗や涙を流すだろうか

1995年頃、Windows3.1でカメレオンでTCP-IPダイヤルアップ接続、Netscapeをブラウザにしてネットサーフィンの時代。長野の某経済団体で「インターネットの可能性」というタイトルで100人ほどの聴講者を前に講演しました。わかりやすくしようとしたものの、まだ皆さんがインターネットを体験していなかったので、雲をつかむようなお話になったことでしょう。
でも、その当時から、現在のWEBビジネスで成功しているアイデアはほとんど存在していました。ただアイデアはアイデアであって、それを現実の儲かるシステムにできるかどうかは別問題。例えば、「楽天」なんて典型的。当初からEコマースの構想はたくさんありました。大手PCメーカや通信メーカも「ここにビジネスチャンスあり」と大量に資金を投入してきました。僕も政府主導のEコマース研究会に参加して、大手PCメーカのソフト開発の現場を垣間見たり、製鉄会社や商社も本気で取組もうとしているんだなと思いました。
後発の「楽天」が、なぜ、ここまで生き残ることができたのでしょうか。僕は思うんですけど、システムは大切なんだけど、それに依存しすぎることなく、マンパワーによるコンサルティングを重視した結果ではないか、と。モノを売るということは、システムだけで売れるわけではなく、やはり、どんな情報を発信できるかということ、営業力や編集力が問われるんですね。どれだけ汗を流したか。どれだけ悔し涙を流したか。いい意味での泥臭さは必要です。でも、ネットに関わる人たちは、どうしてもシステムを重視しすぎてしまう傾向があって、泥臭さを排除したがるんです。
アイデアは、それだけでは、思いつきに過ぎない。それを現実化する泥臭い努力が重要です。例えば、ネットちらしのアイデア。これも10年くらい前からありました。ただ、実現するための手間がたいへん。リクルートさんは、その点、すごいですよね。やってくれました。
全国の広告チラシ(ちらし)の情報が満載!タウンマーケット
全国のチラシをFLASH化してWEBに掲載するなんて、尋常の手間ではありません。
ただ、このサービスが生き残るためには、もうひとつ何かが必要でしょう。既存のマーケットの手法を真似するのではなく、そこに新たな積極的に利用したくなる価値がないとね。
いま、WEB上のビジネスアイデアは、Googleやはてな、元気で若いIT企業が主導権を握っています。でもアイデアだけに投資するITバブルの時代は終わっていますから、そこに、どれだけ泥臭い仕組みを取入れられるかどうか。けっきょく、人間の心理がわかっている企業が強いんじゃないかな。若いだけではなく、したたかさが問われるのでしょうね。

感性の押売りではない、理想のレコメンド機能とは…

たとえば、アマゾンで本を購入すると、この本を買った人は、こんな本も買っています、と違う本がずらずらと紹介される。YouTUBEで、ある映像を見ると、関連動画がずらずらと現れる。そこから動画を選ぶと、さらに異なる関連動画がずらずらと現れる。次から次へと関連を推測されて、こんなんでどうよ、これもあるよ、とシステムにおススメされてしまう。
小さな親切は、度を越すと、余計なお世話になるけれど。
いかにもインターネットらしいシステムによる販売促進機能として、このレコメンド機能はいまや当たり前のものとなっている。
たしかに、じぶんの趣味をよくわかってくれるなぁ、というときもあり、ついついクリックしてしまうこともあり、これって新しい消費パターンだよな、と自己マーケッティング分析。ただ、こんなん興味ないよとか、もっと気の効いたやつ選べよ、とセンスの悪いシステムの選択に悪態をつきたくなるときもある。
お客様である私は、自分のことをわかってくれてくれる人から、モノを買いたくなる。これは、どのようなモノであれ、ひとつの心理的事実であろう。
たとえば、リアルな消費の現場、同じ自動車を売っても、営業マンによって大きな差がでてくる。これは、お客様の気持ちをどれだけ汲んでくれるかどうかがそのまま、成績の差になっているのだと思う。
レコメンド機能とは、お客様の心理の動きをトレイスする試みのひとつである。だが、あくまでもシステムに依存しているため、当然ながら、限界がある。その幅と奥行きを拡大するための工夫が、これからの課題となるだろう。
モノを紹介するだけの冷たいナビゲーションではなく、レコメンド君というキャラクターを立てたり、もっと個人の性格を反映させるようなレコメンド機能が求められてくるに違いない。遊び心があってもいい。「この前は、こんなモノをおすすめしてごめんなさい」と言ってくれたり、もっと親身になってくれれば、逆に、もっとウザイと感じるかもしれないが…まぁ、レコメンド機能の開発は、まだまだ未熟なだけにこれから伸びる分野ではあるだろう。

「どこでも仕事場」を簡単に実現するDropbox

Dropboxというネットサービスをご存知だろうか?
これは、ある若手のITインストラクターと雑談していて仕入れた情報。
たとえば、事務所で企画書を書いていて、途中まで書いて、それを自宅でも継続して作業したい場合、同じノートパソコンを持ち歩くなら問題はないが、通常は、書きかけデータをUSBメモリに入れたり、Gmail添付したりしてファイルを移動することになる。ブリーフケース機能なんかも使ったりはするが、どうもいまいちピンとこない。いろんなところに余分なファイルが増殖していく感覚が、なんだか、たまらなく嫌なのだ。
もっとスマートにできないだろうか?
ネットワーク上のストレージサービスに期待したものの、アマゾンが始めたらしいが、これも具体的にどうすればいいのか、よくわからない。まだ発展途上のサービスなのかもしれない。そんなとき、さきほどの若手IT研究家から、Dropboxの話を聞いたら、おぁ、これこそ、僕が求めていたネットアプリだと確信した。
ネットにつながっている環境であれば、PC内の特定のフォルダで作業すれば、そのデータが知らぬ間に、ネット上のファイルをアップロード更新して、なおかつ、別のPC上でも、同じ情報がダウンロード更新され、つまり同期が知らぬ間にとれてしまう。
2GBまでなら無料というのも嬉しい。これだけの容量があれば、通常の企画書程度なら、なんてことはない。ただ、ためしに70メガのフォトショップファイルを置いてみたのだが、これはさすがにアップロード更新に時間がかかってしまい、作業が終わった後もまだアップロードが完了しておらず、あまり実用的ではないようだ。
ともあれ、これはおすすめ。導入してない方はすぐにでもチャレンジすべし!
こちらの記事を読めば、すぐにDropBoxを導入できるだろう。
今お使いのパソコンが壊れたら…

■本家のサイトはこちら Dropbox
■丁寧な解説はこちらDropbox徹底解剖

どこまでもデータが従ってくるという感覚。知らぬ間に更新されているのが嬉しい。久々に感動したネットサービスであります。

大きいことはいいことばかりじゃない

広告畑出身のデザイナーは、広告物のなかで使用する書体に対してはかなりこだわる。タイポグラフィックというものが、ひじょうに重要であることを認識しているからだ。ところが、WEBしか手がけたことのないデザイナーは、この書体に対する認識が甘いように思う。あくまでも一般論ではあるけれど、MacintoshかWindowsかという制作環境の違いも大きく左右してはいるけれど、どうもシステム系のWEBデザイナーたちは、アプリケーションの表現技術で解決しようとする傾向がある。
新聞広告であれ、チラシであれ、WEBであれ、メディアは違っても、メッセージの希薄なデザイン表現はNGだ。伝えたいことは何か。そこをしっかりと把握してから、表現に臨まなければいけない。そのツボを押さえられる、すばらしいWEBデザイナーもいるにはいる。
でも一般的にWEBしかやったことのないWEBデザイナーは、広告のイロハを知らない。逆に広告デザイナーはWEB上のプログラムやきまりごと、制限のことをよく知らない。僕は、広告畑出身なので、デザインは広告屋さん、コーディングはWEB屋さんという手法をとることがある。手間がかかって面倒くさいけれど、そのほうがうまくいくことが多いのだ。特に、広告なれしたクライアントさんの場合、そういうタッグを組まないと、とんでもないことになる。
僕はディレクターだから、そういうWEB制作のスタッフを組み、そのゴールを方向づけるのが役割だ。広告畑出身、コピーライター出身だから、WEBに対する取組み方がシステム系のWEB会社とは違うと思っている。
システム系のWEB制作は、最先端のIT知識を持っているから、システム構築とあわせたWEBサイトの場合は、だんぜん有利だ。もちはもち屋という諺があるけれど、お互いのいいところを認め合って、協力していくことが必要だ。あたりまえの結論だけど…どのような業種でも最初は小さな範囲で評価を獲得していって、やがて企業規模が大きくなるにともなって総合力を売り物にしていく。そうすると、どこかで、何かが犠牲になっていくんじゃないかな。