jump to navigation

10年ひと昔 ほぼ日 グーグル そしてオレ 3 月 18, 2008

Posted by KIKU in : 雑記帖 , 4comments

10年前というと1998年。この年は、けっこう面白かったんだなと今にして思う。

モーニング娘がデビューして、SMAPの夜空ノムコウがヒットした。いま、SMAPは国民的アイドルの座を不動のものにしたけど、モーニング娘って、どうなってるんだっけ。

Windows98という2000までのつなぎのような、あだ花のようなOSも登場。Appleからは、スケルトンのiMacが発売され、Win派に押されっぱなしだったMac派が「やっぱデザインでしょ」と息を吹き返した。

コピーライターという職業を世間に知らしめた糸井重里さんが「ほぼ日刊イトイ新聞」をスタート。いまをときめく「Google」という会社が設立されたのも1998年。身近なところでは長野の冬季オリンピックが開催された。僕は、その前年から長野市の大きなインターネット・プロジェクトにディレクターとして参画していた。

早いもんだ。「どんなことでも10年やり続けることができれば、一丁前になれるんだよ」というようなことを吉本隆明さんが言っている。「ほぼ日」や「Google」を見れば、確かにそれは大したものになっている。前者は広告に依存しないメディアとして、後者は新たな広告モデルを創出したメディアとして…

10年前、僕はインターネットのコンテンツ・ビジネスを軌道に乗せつつあった。BtoBの広告制作ビジネスの延長として、企業や団体のHP制作を請け負う仕事。地方では競合会社がほとんどない状態だから、先行者利益を多少は得られた時代だ。

あれから10年。基本的な僕のスタンスは変わらない。コピーライターを軸にして、広告デザイン企画やインターネットを含む広告PR戦略を立案構築する。あえてインターネットと声を大にする必要はない。それは、あたりまえの選択肢としてそこにあるだけ。

これから10年。インターネットや広告の枠組みはどのように変化するのだろうか。ひとつだけ感じるのは、従来の枠組みのなかで広告を捉えていては、もはや限界があるということだ。
さて、その先は、まだ誰にも見えていない。

企画脳は味噌汁 コピー脳はバーベキュー 3 月 18, 2008

Posted by KIKU in : 雑記帖 , add a comment

企画を考えるときと、
文章を考えるときとでは、
使っているアタマの部分が違う

企画を考えるときは
アタマにいろんな具を入れて
大きなオタマで脳みそをかき混ぜる
脳みそが溶けていろんな具に
その味が沁み込んで
最後に塩でちょっと調整して仕上げ

コピーを考えるときは
アタマが焼き網になっている
いろんな具を串刺しにしたり
ハマグリを載せたり
それらを突っついたり
ひっくり返したり
程よく焼けたところで
醤油につけて仕上げる

でも、鍋と網とでは使い方が違うので
企画の仕事が終わった後に
コピーをつくるとき
すぐに鍋から網へ切り替えできない

しばらく呆然とするか
ぶらっと散歩するか
気分転換に楽器を演奏するか

そういう気分転換の儀式が
むかしはタバコであったように思う

いまは禁煙してから早や6年
まだたまに喫いたくなるのは
そのような転換の儀式が必要な刹那

本日、いやもう昨日か
ひさびさにタバコが恋しくなった
そんな刹那を何度か体験したのであった

事務所に泊まる 3 月 8, 2008

Posted by KIKU in : 雑記帖 , add a comment

40歳を過ぎた頃から
徹夜の仕事がキツクナッタ
疲れが溜まるようになった
徹夜があったその
翌日は頭が働かない
ちょっと前までは
徹夜すると
翌日は意識がハイになったりして
あれ、ほんとに寝てないのか?
なんて思うくらい冴えたのだ

昨夜は自宅へ帰るのを諦め
夜中の3時まで事務所で仕事
そのまま泊まってしまった
2時まで起きていることは珍しくない
いつも寝る前には本を読む
僕の平均睡眠時間は5~6時間
でもほんとうは3時間くらいが理想
無理なく、自然に3時間の睡眠でOKなら
この人生をずいぶん有効に過ごせると思う
一日3時間余分にあれば
一年にすれば1095時間、45日分になる
1ヵ月半あれば、いろいろできそうだ

あれ何を話そうとしていたのか
本日の睡眠3時間でこの体たらく

まぁ、あれこれ、
土曜だから電話もかかってこないし
溜まった雑務をかたづけて
今夜は早めに寝ることにしよう

ただいま帰りました 3 月 4, 2008

Posted by KIKU in : 雑記帖 , add a comment

ローマへの旅、4泊6日間
駆け足で巡ってきました
ローマ市内は
見るものすべてが世界遺産
石畳の街を歩けば、古い建物の中に
あれこれブランドショップが入っていて
彫刻なんかもあちこちにあって
美の競演でめまいがしそうな感じ
とりあえず時差ぼけの頭で
曇り模様で発色が良くないけど
写真を少しだけアップします

早く、仕事モードに切り替えなくては…

DSC_1489
DSC_1407
DSC_1564
DSC_1351
DSC_1441
DSC_1507
DSC_1421

人前で話すのが苦手だった 2 月 23, 2008

Posted by KIKU in : 広告論, 雑記帖 , add a comment

コピーライターとして駆け出しの頃は
カタログの文章を書き直すという
リライトの仕事が多かった
たまにポスターなんかの仕事が入ると、
スタッフとの打合せがある
営業職AEとデザイナー、場合によってはカメラマン、
いろいろな意見を交わすシーンで
僕の頭の中ではいろいろなアイデアが駆け巡っていた
けれど、なかなか、口に出して意見が言えない

誰かの意見に対して
僕は「あっ」と思うのだが
声にならない「僕もそう思っていた…」
そのまま胸の中にその言葉をしまう
打合せの席で意見を述べるのが
とっても難しく感じて暗い瞳のまま座っていた

若い頃、意見を言えなかったのは
その意見が間違っていたらどうしようとか
人から非難されたら恥ずかしいとか
そんな転ばぬ先の余計な考えを持っていたからだ
と、いまにして振り返れば、思う

間違えても、いいじゃん。
間違えたら、意見を修正すれば、いい。
人から非難されても、いいじゃん。
その場で謝れば、いい。

だいたい完璧な意見なんて存在しない。
打合せはいろいろな考えを確認するためのもの。
その中から、いいアイデアが練り上げられる
そんなあたりまえのことが、若い頃は
自意識過剰で気づかなかったりするんだよね。

ある意味「いいじゃん」と開き直ってからは
自分の考えを素直に表現できるようになった。
そうすると他人の意見も素直に聞けるようになった。

社内の打合せで話ができるようになると
そのうちプレゼンテーションもまかされるようになる
まったく会ったこともない人に向かって
自分たちの制作物をプレゼンする
最初は緊張のしまくりだった
話すことをすべてシナリオ化したこともある
でも話の筋を一度断ち切られると
余計に動揺してしまいむちゃくちゃになる
シナリオはないほうがいいと気づかされる
箇条書き程度のメモで十分だ

企画書を読み上げるような
官庁の役人のようなことは絶対しない
企画の「思い」を絞り込んで
それが伝わるように話す

僕たちはひとつの正解を求めているんじゃない。
いくつもの道を探して、その中から
思いを共有できる何本かの道を選ぶだけ。
スタッフと共有した思いがそのまま
クライアントの思いに重なればラッキー。
そうでなければ…
また、いちから道を探してやり直せばいい。

それだけ。

ビジネスだから
打率は求められるけど、
まず打席に立たなければ
ヒットも三振もできないわけで。

社内の打合せも
社外へのプレゼンも
自分には絶対無理と
思っていた僕だけど
それなりの場を踏むことで
なんとか、なるもんだ。

自分なんて、たいしたことない。
たいしたことない自分なんだから、
つまらない自尊心は捨てたほうがいい。

若い頃の自分に似ているなぁ
そんな青年に会ってそんなことを思いました