アーカイブ : 2008年 12月
妻の実家に里帰り。これから深夜の高速で長野に戻ります。喫茶店の本場、名古屋を代表するのがここコメダというお店。コミュニケーションの文化を持っているから、名古屋は強いと思うのです。あのクルマメーカーだけのせいではありません。
ライフハックというブログのカテゴリーを設けていながら、ほとんど記事を書いていなかった。「仕事をXXする10の方法」とか、そういう気の利いたことをスラスラと書いているブログに羨望のまなざしを向けながら、ライフハックのお勉強をしよう、という意図があったのだが…。
で、最近、自分としては、新しく知った言葉がGTDだ。「GTD」とは、David_Allenの提唱した仕事術で、彼の著書のGetting Things Doneの頭文字をとったもの。すでに知っている人は知っている。カルト的な人気がある仕事術。書籍自体は2001年の発行というから、「いまさら」感のあるノウハウだろう。
それでも自分にとっては目新しい。今年もドタバタと過ごしてしまった自分の仕事のやりかたについて、年末、ふりかえり反省の意味もこめて、Googleでいろいろ調べてみた。 GTDをキーワードに検索すると、出てくる。出てくる。いろんな方がGTDについて記事をかいており、これは、いまさら本を買うまでもないだろうと思った。概論的なものは次のWikiに詳しい。Getting Things Done
方法論だけをざっくり読むと、たいしたことではない。ビジネスマンなら誰もが意識的無意識的にやっているToDoリストの書き出し。それを少しだけシステマチックに進化させただけのように見える。
なるほど、と思ったのは、そのコンセプトだ。現代をストレス社会と位置づけて、仕事の進め方でそのストレスを緩和させるという発想は大変よろしい。20年前に比べて、僕たちは膨大な情報にさらされて、まさに情報に追われてビジネスしている。インターネットや携帯電話は、仕事のやり方だけではなく内容そのものを変えてしまった。我々はつねに未完の案件をかかえているような気分で生きている。これが現代のストレスだ。その部分にアプローチしているのがさすがだ。コンセプトに感動して、ネット上でさらに具体的な実践方法を調べてみる。すると、次の記事がわかりやすく、示唆に富んでいた。
おもしろそうだ。これで、非効率なコピーライターから、できる敏腕ビジネスマンに変身できるかもしれない。やってみようか。と、今週の月曜から、ネット上のツールをいろいろ導入しながら、ただいま試行錯誤中。
ツールとしては、いまのところRemember The Milkというものにたどり着いた。携帯電話やGoogleCalebdarとの連携など、すごくよく考えられたツールで、略称RTMと呼ぶ。GTDやらRTMやら、知らない人が聞けば意味不明のカルトな感覚がいいね。
これに関しては、また次の機会に。
というか、それまでに、まだ続けていられるかどうか→じぶん!
飲み終わったのが午前3時。同世代が集まり、飲んで歌って演奏して、大騒ぎの一夜であった。
友人の大蔦雅章の個展の最終日、東京からも多摩美時代の同窓生がここ長野の権堂にある居酒屋インディアに駆けつけてきた。
インディアの2階に、ギャラリーがある。ふたつの部屋があり、ひとつはわりときれいな内装が施され、その奥には大正時代かと思わせる畳の間が続いている。
大蔦の作品は、その畳の間の壁に、横1メートル縦50センチくらいの和紙に力強いタッチで描かれていた。20点くらいだろうか。どれも、彼のエネルギーがみなぎっている作品たちだった。
大蔦は、グラフィックデザイナーだった。僕が長野に来た20年前、共通の友人を通して知り合った。いっしょに仕事をしたこともある。腕は良かった、センスが抜群で、アーティストとして新たな造形を生み出すことができた。いまのデザイナーは、レイアウトしかできない人が多く、物足りなかったのだが、彼は数少ない、生み出すデザイナーであった。
その彼が、脳出血で倒れたのが10年前。以降、障害が残り、デザインは廃業してしまったのだが、10年ぶりに筆をとったという彼の絵からは、才能の健在ぶりがうかがえた。
素直に、それが、僕には、うれしかった。何か、これからも彼と新しいことができそうな気がした。