アーカイブ : 2007年 12月

あなたは、この一年で何をしましたか?

ネットサーフィンをしていたら、
こんな言葉に出会った。
「あなたは、この一年で何をしましたか?」
ヨーコ・オノさんの写真といっしょに。
ドキッてするよね。
ことしは、なんだか、なんとなく、ながれていった。
個人的には、とっても切ないことがあったけれど、
大筋においては、変化がなかった一年。
このブログサイトを立ち上げたのが、
いちばん大きな出来事かも知れない。

ぼくは、この一年で何をしたんだろう?
何をしようとして、何ができなくて、
何ができて、何を取りこぼしていったのか?

そもそも、何をしようとしたのか?
それがいちばんの問題だ。
その何%を達成できたのか?
そうビジネスベースで考えると、
ううむ、心もとない。

おそらく、ことしは、
仕込みの季節だったのだ。
仕事に対して、家庭に対して、自分に対して、
すぐに現われるような成果を求めてはいなかった。
なぜだか、よくわからないけど、
効率とか成績とか、そういう競争社会の原理から
すこし距離をおいて、ものごとを俯瞰してきた。
それが、どういう意味があるのかは、わからない。
ただ単に、疲れただけのことかも知れないし、
もっと深く隠された記号的な意味があるのかも知れない。

でも、まぁ、
「あなたは、この一年で何をしましたか?」
と聞かれたら、こう答えよう。
「一年で何かをしようとは思わなかった一年です」と。

僕の2008年版手帳選び

この季節、いつも手帳が気になる。
20年来、システム手帳を愛用してきて、
翌年の月間と週間リファイルを差し替えてきた。
バイブルサイズのシステム手帳だが、
年々、人気がなくなってきたのか、
文房具屋でのリファイルの棚が小さくなってきた。
長野では特に種類が少なく、
東京へ出張ででかけたついでに、
銀座の伊東屋に立ち寄るのが恒例だった。
とにかく、リファイルの種類が多いから、
あれこれ手にとって比べて、
じっくりと選ぶのが楽しみだった。

しかし、今年は年内に東京出張の予定がない!
やむをえない。長野で、調達するしかないなぁ。

長野でいちばん大きな本屋さんには、
手帳フェアという名目でさまざまな種類が陳列されていた。
能率手帳とか、高橋の手帳とか、
ビジネスマン向きの愛想のない手帳たちを、
今までは見向きもしなかったのだが、
今年はチェックしてみることにした。
リファイルコーナーはあまりにも貧弱だった。
普通の手帳コーナーへまわってみたそのとき、
このフレーズが目に飛び込んできた。

「バーチカルタイプ」

僕がここ数年、愛用しているのが
この縦軸に時間が並んでいる
バーチカルタイプのリファイルなのだ。
それが、ついに、このような手帳にも…
僕が知らなかっただけかもしれないが、
ちょっと、うれしい驚きを感じつつ、
手にとってみた。
おっ、イケルかも…
意外にいろいろな種類があって、
使いやすそうなデザインのものが2冊。
左手にその2冊をキープしながら、
ほかの手帳もチェックしてみる。
価格的にも今まで
月間と週間の2冊を買うのと同じくらいだ。
うれしい誤算で心がはやり、
購入モードになってしまったが、
いやいや、待てよ、と寸前で抑制が働いた。

このような手帳なら、いつでも手に入る。
ここは冷静になって、家に帰ってから、
ネットでほかの手帳もチェックしてみよう。

で、こんなサイトを見つけました。
後悔しない2008年版 手帳選び – 日経トレンディネット

なるほど、バーチカルタイプは、
昨年からの和製手帳のトレンドになっているらしい。
本屋さんで大量に並んでいた理由がわかった。
そうだよな。だって、書き込みやすいし、使いやすい。
今まで少なかったのが不思議なくらいだ。

この特集を見ると、海外製のものも魅力だ。
有名なモレスキンの手帳にも、週間予定がある。
でも、バーチカルではないので、惜しいが除外。
クオバディスはセンスがいいのだが、
正方形に近いフォルムがどうも。
好き嫌いの分かれるところだ。
糸井重里のほぼ日手帳は、
おしゃれ感覚満載だが、
ディリ-タイプというのがどうも。

シンプルでいて、なおかつ美しく機能的なものがいい。
シンプルを追求して、デザインを洗練させるのは、
最上級のパフォーマンスが要求される至難の技。

もし、モレスキンにバーチカルタイプがあれば、
僕にとって、かなり衝動買いポイントが高いものになる。

ってなことを思いながら、まだ、迷っております。
いい手帳、どこかに、ないかなぁ。
ネットで買うより、手にとって、選びたいから、
長野周辺に限られてしまうけれど…
迷っている間が、いちばん楽しい時間ではあります。

味のある、おじさんたち

昨日、NPO法人飯綱高原よっこらしょの忘年会があった。
10人ほどのメンバーたちが
理事のひとりが経営しているペンションに集まった。
自分で飲むお酒は持ち寄りということで、
乾杯のあとは、あちこちのテーブルで、
いろいろな話題に華が咲いた。

代表理事のH氏は、あと2年で70歳になる。
長野マラソンの第一回目を走ったときは還暦。
ボストンマラソンにも、何回も参加したとか。
47都道府県のすべてのマラソン大会を
制覇するという野望を持っていて、
すでに30いくつかの県は制覇したようだ。
詩吟はうなるし、木彫りの彫刻はやるし、
それでいて、農作業もこなすのだから、忙しい。
悠悠自適のおじさんである。

いやぁ、フルマラソンを完走できると聞いただけで、
ただただ、脱帽。僕なんか自慢じゃないが、
50メートル走っただけで、息切れで倒れてしまう、きっと。

隣に座ったS氏は、なかなかの人物。
この人がいなければ、この飯綱地区に
新しい波は起こらなかっただろう、と僕は思っている。
話を聞くと、これまた、やっぱり、すごく、おもしろい。
神奈川に長くいた方で当時の選挙で応援した人が
大蔵大臣になっていたとか、宅建の免許をとったとか、
ほかにも、すごい話をさらりとしてしまう。
自慢たらしくはなく、自然で、普通なの。
普通にすごいのは、本物にすごいんですよね。
フィクサーのようなおじさんである。

ペンションのY氏は、若い頃、やんちゃ坊主。
さんざん喧嘩に明け暮れ、暴れたようだけど、
いまはその面影はなく、とっても明るく、人なつっこい人柄。
自分のことを「まめまめしい」と言っている。
話を聞いていると、行動力があるのだな。
60歳は過ぎているんだけど、
とてもそうは見えない、いい意味のギラツキがあって
バイタリティあふれるおじさんである。

ほかにも人生の先輩の方々ばかり、
全員とお話をしたかったけれど、
9時半頃で中締め、お開きとなった。

年上の人と話をするのは、
いやぁ、勉強になるなぁ。
見習うべきところがある、
すばらしい人生の達人たち。
ちょっと持ち上げ過ぎだけど(笑)。
来年も、宜しくお願いします、という会でした。