アーカイブ : 2007年 12月

デジカメのプリントを無料で!

ここ数年、フィルム式カメラの出番がなくなった。
旅へでかけるときも、仕事の取材も、
ちょっとしたスナップも、デジカメになった。

デジカメが出始めの頃、
たしか20万画素だったか、
RICOHのデジカメを5万円くらいで購入した。
そのとき女房を説得したフレーズは
今でもはっきりと覚えている。

「デジカメにすると、フィルムのように
 現像紙焼き代がいらないんだ、
 プリンタで出力できるんだから、
 簡単に元がとれてしまうよ」

しかし、プリンタで出力してみて、
がっくりしてしまった。
色がまったく冴えないのである。
ディスプレイで見てる分にはいい。
ホームページ用の画像には十分だけど…。
いざ、でかけるときに持っていくのは、
やはり、フィルムカメラであった。
ContaxのT2を持っていくか、
またはニコンのFM2という一眼レフだ。
現像、紙焼き代が浮くということはなかった。

3年ほど前に、やはりRICOHの
コンパクトデジカメを買った。
これは500万画像で、
プリンタからもまあまあキレイに出力でき、
DPEの業者に頼めば、
今までの写真品質に近いものが上がってきた。
さらにニコンのデジタル一眼D70Sが愛機に加わった。
この2つのデジカメで撮影するのだが、
最近は、RICOHのほうが具合がちょっと悪くなった。

それはさておき、
紙焼きをどうするかだ。
プリンタが昔に比べてだんぜん高性能の
ゼロックスC850になったため、
けっこういい色にはなる。
でも、やはりカメラ屋のプリントにはかなわない。
しかし、これがけっこう高いのだ。
デジカメはたくさんの量をついつい撮影してしまうが、
すべてを紙焼きしたら、とんでもない額になる。

そこで、ネットで探してみました。

ありました!プリントがタダになるサービス。
「Priea(プリア)」

今年の一月から使い始めた。
当初は1ヶ月に2回、60枚のプリントがタダ。
でも最近は毎月30枚しかプリントできない。
個人で楽しむには十分すぎる枚数ではある。
小さな広告が入るので、お仕事には使えない。

知り合いに、このサイトを教えると
けっこう沢山の方に喜んでもらえた。
技術的にもプリントがキレイなのだ。

これはおすすめですよ!

Priea

愛を知り、命を育み、偽りに裏切られ…

一昨年は「愛」、昨年は「命」、
そして今年を象徴する漢字は「偽」。
さまざまな新聞やテレビで報道されたから、
みなさん、もうご存知だろう。

「人」が「為」した不祥事続々 今年の漢字に「偽」

これが発表されたのは12月12日だが、
僕が、ひとつ前に書いた記事は
12日の午前1時頃だ。
だから、この発表を受けて書いたのではない。
僕は、今年を「不まじめ」な年であるとして、
いま動きつつある「まじめ」復権の兆しを書いた。

一年の総括の時期だから、
今までの流れを整理するのは大切だ。
でも、「そうなんだよな」という
過去の事実に留まっているとおもしろくない。
そこから、何を発見するか。
その事実が、次の時代にどうつながっていくか。
占い師ではないから、アタリハズレは関係ない。
どう感じて、どう考えたか、そこが重要だ。
さらに、どう動いていくか、それは、もっと重要。

今年の僕は、動きが足りなかった。
ま、そういうときは、準備期間だった、と総括しておこう(笑)。

「まじめ」について、まじめに考える

「まじめ」であることが、
なんとなく、つまらない感じで、
「まじめ」は、長い間、冷遇されてきた。
「おまえって、まじめだよな」と言うとき、
それは「つまらない奴」と同じ意味であった。

でも、その辺の感覚が
最近は、少し変わってきているように思う。

「まじめ」に対するリスペクトというか、
皮肉っぽい意味ではなく、
ほんとうの尊敬の意味を込めて、
「まじめ」であることが賞賛されはじめている。
まじめに「まじめ」が復権の兆しを見せている。

食べ物の製造年月日を偽ったり、
薬剤投与による医療ミスがあったり、
支払ったはずのお金の記録がなかったり、
これって、あまりにも、ひどすぎるんじゃないの?
ということが横行している昨今のあれやこれや。
日本人の辛抱は、限界を超えて、もう、爆発寸前。
企業や自治体がとんでもなく「不まじめ」だから、
いま、人々は、「まじめ」に飢えているのではなかろうか。

お笑い系の人たちが、
実は、いい奴であったりすることが
ちょっと前までは恥ずかしかったことなのに、
なぜか、「実は、いい奴、まじめな奴」という
文脈の中で語られる場面が多くなったように感じる。

今年のベストセラー上位、
1位……【女性の品格 装いから生き方まで】
2位……【ホームレス中学生】
3位……【鈍感力】
残念ながら、どれも読んでいないので、
タイトルから受ける印象だけの見解で、
なんだか乱暴で恐縮だけれど、ええい、ままよ…

「品格」は、そのものずばり、
まじめさを基盤にした
精神のありかたであろう。
「ホームレス中学生」は、
お笑いの人が、
まじめなことをネタにした好例。
「鈍感力」は、これまた、
要領の良さとは対極で、
敏に対する鈍、まじめさを感じる。

ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が
30万部近く売れているのも、
ちょっと驚くべき社会現象である。

そう、飢えている。
「まじめさ」に飢えている。
あまいものばかりで
精神のメタボリック体質になった
われら日本人は、少しだけ
ストイックな方向に目を向け始めたのだろう。

PDFファイルをフリーソフトでつくる方法

 PDF(ピーデーエフ)とはPortable Document Formatの頭文字からとったもので、ビジネスの現場では、もはや欠かせない文書フォーマットのひとつになっている。もともとAdobe Systems社によって開発され、ワープロや表計算、プレゼンテーションなど、およそ印刷できるソフトであれば、あらゆる文書をPDFにすることができる。

 これがどう便利かというと…たとえば、AさんがWordというワープロソフトでつくった文書をBさんに見てもらう場合、BさんがWordという同じソフトを持っていれば、文書ファイルをわたすだけでOKなのだが、もしBさんがこのソフトを持っていないとしたら、BさんはAさんの書いた文書をまったく見ることができない。そんなとき、PDFというフォーマットに変換すると、PDFファイルを見るソフトが無料でAdobe社から配布されているため、BさんはAさんの書いた文書を印刷イメージのまま、見ることができるのだ。この閲覧用ソフトはAcrobat Readerというもので、プリンタを買うときについてくるCDの中に、いっしょに入っていたりする。

 行政関係では、このPDFがひじょうに普及しており、文書公開の統一フォーマットに近い扱いになっている。Macintosh、Microsoft Windows、UNIX から各種モバイルプラットフォームまで、あらゆるPC環境で表示・印刷が可能であり、その普及率も高いのだ。

 ただ見るだけならいいのだが、自分がWordなどでつくった文書をPDF化するためには、高額のAdobe Acrobatというソフトが必要となる。現在のAdobe Acrobat 8 Professional製品版は、57,540円(税込)。僕は、Ver.7を持っているのだが、これのバージョンアップ版は20,700円(税込)である。

 確かに本家のソフトであるから安心ではあるが、つい先日、ハードディスクの掃除をしていたら、このAcrobat 7 Professionalが700メガも占有していることに気づいた。これは、けっこう大きな容量である。OSの入っているCドライブからDドライブにこのソフトを退避させるべくインストールしなおした。

 で、待てよ、と思った。確か、フリーのソフトでPDFを作成できるものがいくつかあったはず。これを機会に、そういうソフトをメインに使ってみようか。

 PDFとフリーソフトという言葉でググッってみると、けっこうたくさん出回っていますね。いろいろ調べて、検討した結果、以下のフリーソフトを導入することにした。

1、PDF作成

 PrimoPDF→いちどインストールしてしまえば、あとは印刷のときにPrimoPDFを選ぶだけ。Officeソフトをはじめ、印刷できるものであれば、なんでもPDF化してしまう。簡単です。

2、PDF編集

 iTextFront→PDFファイルを結合するって作業をよく行う。いくつかのPDFをまとめて印刷したいとき、結合してからのほうが楽チンだからね。これは、そのファイル結合機能を持っているフリーソフト。

3、作成と編集
 
 クセロ「瞬簡PDF ZERO」 →もうひとつ、作成も編集もひとつでできるフリーソフトを見つけた。これは、ネットにつながった環境でしか使えない。なぜなら、起動時に広告が表示されるから。それさえ目を瞑れば、けっこう使えそう。

 いちおうこの3つのフリーソフトを使って、当面は、運用してみようと思ってる。先に紹介したOpenOffice.orgは、実は、PDF作成機能が最初からついていたりする。だから、この3つのソフトの出番は、MS Officeを使うときになる。

 Windowsのフリーソフトばかりで、Macはどうなのか調べていないが、Macの場合、デザイナーがよく使うイラストレータもフォトショップもみんなAdobeの製品だから、もとからPDFの書き出し機能がついている。

 いずれにしろ、フリーソフトは、本家のソフトにはかなわないが、その不便さも含めて、作者に感謝しながら、使ってみようと思うのだ。

桑田佳祐がやってくれたこと

スキー場へ打合せに行くクルマの中、
カーステレオから桑田佳祐が聞こえてきた。
そういえば、最近、聞いてないな、と思いつつ、
桑田佳祐を初めて聞いた頃を思い出してみる。

サザンオールスターズのデビューは衝撃的だった。
78年、シングル「勝手にシンドバッド」は、
今までにないサウンドで僕を圧倒した。
そのとき、思ったのは、
「日本語がロックになってるじゃん!」
と突然、ヨコハマ弁になってしまうが、
とにかく、今まで日本語はロックになじまない、
と思ってきたのに、この樂曲を聴いて、目からウロコ。
そうか、このようなイントネーションを使えば、
母音の多い日本語でもロックできてしまうのかぁ、と。

桑田佳祐は、1956年2月26日生まれ、
神奈川県茅ヶ崎市出身。
僕より、ちょうど1歳上のお兄さん。
渋谷近辺をうろうろしていた時期もいっしょ。
ピンクレディのデビューがその2年前、76年。
なんだか、当時の音楽業界は賑やかしい印象だ。
サザンの音楽もその一貫、一発屋として見られていた。
あんな派手なお祭り騒ぎのパフォーマンスだったから、
そう見られてもまったく不思議はなかった。
同年代の空気を呼吸してきた僕は、
「勝手に…」がそれほど好きではなかったが、
それでも、言葉とビートの融合という意味で革命的だ、
と心の中で拍手喝采をしていた。

それからも、日本の音楽シーンで
時に目立ち、時に静かに、時にお茶らけて、
ずっと第一線で活動を続け、名曲を数多く残してきた。
同世代という共感もあり、僕がカラオケで歌う曲もある。
しかし、レコードやCDを買ったことは一度もなかった。
まぁ、その程度の「好き」なのである。
それと、自慢ではないが、僕は高校生以降、
自腹でレコードやCDを買ったことがなかった。
いいなと思えば、友人から借りてきて、
それを個人的楽しみでカセットに録音する程度だった。

ところが、僕が45歳、佳祐が46歳の2002年。
アルバム『ROCK AND ROLL HERO』が発売された。
サザンではなく、桑田佳祐名義のアルバムだ。
これを、ラジオで数曲聞いて、なぜか、シビレテシマッタ。
それで迷うことなく、衝動買いですね。
近くの本屋さん併設のCDショップでそく購入。
何度も聞き入ってしまった。

なんだか、この頃が、僕にとっての分岐点。
禁煙を始めたのも、この頃だ。
ギターを再開したのも、この頃だ。
独立心が芽生えたのも、この頃だ。

思春期というものがあって、
人はとても感受性豊かに、
いろいろな思いをめぐらすのだが、
45歳の僕は、どうやら思秋期とでも
呼ぶべき何か、にとりつかれてしまった。

桑田佳祐を、むちゃくちゃ好きなわけではない。
まぁ、僕の息子の名前は、
佳祐から「祐」をいただいたりもしたが、
それほど、大好きなわけではない。
まぁ、同世代人だからね。
昭和歌謡のメロディーも泣かせるし、
共感できる部分が多いのであってね。

桑田佳祐、まだまだ、何かをやりそう。
そんなイメージが、なぜか、うれしい。
僕も、まだまだ、何かをできそう。
そんな、エールな感じの存在ではあります。