「サザンオールスターズ、来年から活動休止」に思う
桑田佳祐は、僕より1学年上。同じ2月生まれ。勝手にシンドバッドでデビューしたときの衝撃は、いまでも忘れられない。つねに第一線で活動してきて、同世代のトップランナーとして、僕はいつもどこかで彼を意識してきた。桑田佳祐は、自分の地位に甘んじることがない。あれだけヒット曲をつくっているのだから、もう大御所であって、ふんぞり返っていればいいものを、挑戦者であり続けている。けっして奢らない、高ぶらない。新しい可能性を探っている。作品づくりに妥協しないその姿勢が僕は好きだ。僕もそうありたいと思っている。もっと言えば、彼が頑張っているんだから、僕に出来ないはずがないという思いがある。桑田は手のとどかないスターではあるけれど、僕にとってはほかのアーティストとは違う特別な存在なのだ。
昨日、そのサザンが来年から無期限の活動休止に入るという発表をした。都心では号外も出たようだが、僕はテレビのニュースで知った。
「この年齢になって、もう一回ミュージシャンとして、エンターテインメントにかかわる人間として何ができるか。サザンの活動だけをあてにしないで視野を 広げていこうよって話をしました。現状に甘えずに自分自身で何かをつくって、さらにステップアップして戻ってこられたら素敵だなと思う」
デビュー30周年を節目にした決断だ。これはこれで、とっても桑田らしい決断だ。そういえば、僕も、再来年くらいにコピーライターデビュー30周年(笑)なんだなと思ったりした。節目に何をやるかっていうのは、とってもとっても重要だとまたまた自分を振り返って考えるのであった。