カテゴリー : 音楽の話

追伸:佐々木秀実リサイタル ながので10月30日に!

長野の佐々木秀実ファンから、耳寄りな情報。
10月30日(日)、長野市の北野文芸座でリサイタルを開くという。さっそく、僕も予約を入れた。全席指定、前売り券のみ。ながの東急プレイガイドや上田ミュージシャンで買える。残りわずか、だそうだ。小さなハコだから、ステージとの一体感も楽しめそうだ。いまから、ちょっとワクワク。

東京に住んでる人なら、このコンサートも良さそうである。

佐々木秀実リサイタル~愛の短編集Part 7~

場所は、日本橋三井ホール、10月7日~10日まで。日替わりのスペシャルゲストもなかなかの顔ぶれ。加藤登紀子、山内惠介、林家たい平、桑山哲也&藤田朋子の名前。

詳しくは、こちらのページをご覧あれ。
ベタな宣伝モードになってしまった(苦笑)。

ともあれ、
彼女の歌は、生がいちばんいい。
妖しい存在感と、心によりそう声と…。
佐々木秀実、一見一聴の価値あり。
あとは、
好きになるも袖にふるもご自由に。

佐々木秀実を聴いた

佐々木秀実というシャンソン歌手をご存じだろうか?
CDによるメジャーデビューをしていて、
テレビにもちらほら出ているから、
けっしてマイナーではないのだが、
魚屋のおばさんだって知ってる、というほどのメジャーではない。
同じシャンソン歌手でも、紅白に出演したクミコのほうが有名だろう。
そういう意味では、まだ知名度が低く、マイナーな歌手である。
だいたいシャンソンというジャンル自体がマイナーで、
いまどきシャンソンを聴こうなんてのは、
花の都パリに憧れた遠い昔の世代ぐらいだろう。
若い人にシャンソンと言ってもピンと来ないに違いない。
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仲井戸麗市という生き方

いま、チャボこと仲井戸麗市にはまってる。キヨシローこと忌野清志郎は、メディアへの露出もあって、老若男女に知られているポピュラーなアーティストと言えるけれど、その隣でいつもギターを弾いていたチャボのことは、どれくらいの人たちに知られているだろう。
僕は、RCサクセションのいちファンとして、チャボの名前も顔も、もちろん知っていたけど、彼のソロ活動を聴いたことは、今まで、なかった。知り合いに借りたチャボのソロDVDは、「今日、歌いたい唄。」というタイトル。2006年に公演された渋谷のライブハウスでの様子をそのまま収録したもの。ギターと歌、そして詩の朗読で構成されていて、サポートにキーボード奏者がつくけど、ほぼ、チャボひとりの独演会だ。
ポエトリーリーディングから歌になったり、ギターだけのインストルメンタルがあったり、MCは挟まずに、ぶっとおしの108分間。音楽のライブというよりも、演劇を観ているような気分。好き嫌いは、分かれるところだろう。小劇場のような照明の演出と空気感。僕は、好きだ。チャボの歌は、下手ではないけれど、けっして上手とは言えない。詩の朗読のその先に、歌があふれてきた感じといえばわかるだろうか。それでも、チャボの人柄が伝わってくる、やさしい歌声だ。

キヨシローのような派手さはない。声にオリジナリティがあるわけでもない。それでも、唯一無二のギタリストだし、何よりも作詞作曲の能力が素晴らしい。DVDを見終わってから、YouTubeで検索しまくった。チャボは、何度聴いても、意外なほど、飽きない。いい奴といっしょにいて、なんだか気分がいい、そんな感じ。どれも好きだけど、ソロなら「ガルシアの風」。それとキヨシローとチャボのふたり「君が僕を知ってる」。ほんと、ふたりとも少年のように楽しそうで、音楽がとっても好きなんだ。ふたりとも、おたがいに、わかっていてくれた、んだろうな。

細野晴臣、いいねっ!

昨夜、ひょいとNHKを見たら、細野晴臣が出演していた。えらく、おじいさんになっていて、驚いた。坂本龍一も、老けましたねぇ。細野さん、ひさびさのアルバムということで、そのなかの数曲を演奏していた。「悲しみのラッキースター」は、頭のなかにメロディが染み通ってきて、とっても、いい感じ。YouTubeを検索したら、フルバージョンのPVが公開されていた。レトロな映画をイメージして、お茶目なアクションの映像が音楽にぴったり。肩の力が抜けていて、ふにゃふにゃと脱力風に歌っていて、これ名人芸の領域かもね。じじいなのに、現役ばりばりで、とってもかっこいい。しびれました。

佐久間正英さんと長野で出会った

少し日数が立ってタイムリーではない話題だけれど…5月13日の金曜日、長野市権堂のインディア・ザ・ロックで、あるライブが開催された。早川義夫さんと佐久間正英さんのふたりによる濃密な2時間ちょっとのライブ。僕は主催者側だったので、まわりの反応が少し気になりながら、PAのバランスがちょっと悪いなとか、そういう余計なことに神経がまわって、前半はあまり音楽を聴くことに集中できなかった。でも後半は、演奏に引き込まれて、すごく早く時間が過ぎ去っていくように感じた。
早川義夫さんの歌の素晴らしさは、以前のブログにも書いたけど、ぐいぐいとハートを鷲づかみにするような本音の音楽にあると思う。それは今回も変わらず、ぐいぐいと来た。で、今回は、佐久間正英さんの演奏について感じたことを少し。
彼は、エレキギターひとつで、すべての曲を演奏している。しかし、そのサウンドはひとつではない。ときに、シンセサイザーのように、バイオリンのように、アコースチックギターのように、そして唸るエレキギターもあり、そのサウンドの豊かな広がりに、あらためて感動させられた。リードギターを弾くとき、センスの良いフレージングが次から次へと生まれ、また伴奏のときは歌によりそい、決して出しゃばらない。僕は、すごいセッションに立ち会っていると感じた。天才肌の早川氏を、佐久間氏が支えながら、包み込み、音楽としての完成度を高めている。あ、これが音楽をプロデュースするということなのか、と。僕にとっては、佐久間さんの凄さを実感できたライブだった。
「何をいまさら…」と佐久間ファンに怒られそうだが、僕はあまり先入観を持たずに新鮮に音楽に向き合いたいと思っていた。ただ僕の中学時代の同級生から、佐久間さんは同じ中学の出身なんだよと知らされていて、これは、ミーハー心で、今度お会いしたときに、ぜひ、伝えようと思い、リハーサル後の雑談で話してみた。佐久間さんは、世間の狭さに驚くとともに、出身小学校の名前も口にしたが、残念ながら、小学校は一緒ではなかった。会話するときの佐久間さんは、ごくごく自然体、なんというかまったく威圧感のない人だった。有名なアーティストのプロデューサーでもあるんだけど、俺はすごいんだぜ、というギトギトの自意識過剰オーラがみじんもない。とても控えめな物腰で、清潔かつ透き通った印象を覚えた。エレキでいえば、効果をかましていない、クリーン・トーンな人柄だ。アクの強いアーティストをたくさん手がけることができるのは、音楽性の高さだけではなく、ひょっとしたら、このお人柄の所以ではないか、とも思った。

ライブが終わり、佐久間さんの人柄と音楽に惚れて、その後、ツイッターをフォローするのはもちろん、遅ればせながら、いろいろとネットで調べてみた。
佐久間さんのレコードレーベル http://www.circulartone.com/
佐久間正英サイト http://masahidesakuma.net/
プロデュースについて Producing The Music
そのなかで、やっぱり、すげえな、と思ったのが、今夜のおやすみ音楽、毎晩、一曲、新しい曲をアップロードし続けて、もう500曲近い。
http://twaud.io/users/masahidesakuma
毎晩ですよ、毎晩。これだけ大変なことを自分に課して、それを継続しているのが、素晴らしい。年齢は関係ない。進化しつづける意志、尊敬します。先輩から、君はぜんぜん甘いな、と無言で叱責を受けた気がすると同時に、元気もたくさんもらって、よし、僕もやるべきことをやろう、と。そう思う昨日今日であります。