WBC イチローのインタビューを見て思ったこと

スポンサーリンク

WBCの決勝戦でイチローが延長10回でヒットを打って、優勝を決めた。その瞬間を僕もテレビで見ていた。まさに、イチローがインタビューで言っていたとおり、日本中のファンの中の一人である僕の目も釘づけになっていて、「打ってくれ!イチロー」という祈りをこめていた。おそらく、これ以上はないという舞台で日本中のファンが同じような思いで見つめていて、その大きな期待にイチローは応えてくれた。
インタビューのなかで、イチローは自分の姿を実況中継していたというフレーズがあって、そこが凄いなと思った。あれだけの緊張感が頂点に達するような瞬間でも、「ツーアウト、2、3塁、バッターボックスにイチローが入りました。ここでヒットが出れば勝ち越し打になります」なんてことをイメージしていたのだろうか。打てばヒーロー、アウトになれば非難轟々。
イチローの小学生時代の作文が有名でよく引用されるのだが、そこでも冷静に具体的に自分を分析している。今回も、あれだけのプレッシャーのなかで自分を客観視できたということ。そこに、イチローの凡人ならざる部分があるのだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました