仕事の先送りは、怠惰のせいではない

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 夏休みの宿題を、最終日ぎりぎりで間に合わせて完成させるか。それとも、計画的に早めに終わらせて、残りの休みをのびのび過ごすか。後者のほうが賢いとは思うが、おそらく過半数がそうであるように僕も前者の怠け者組であった。

 社会に出てから、この性向は変わらないものの、しかし、大きく違うのは、最終日の設定をじぶんで調整できること。10日提出の仕事が3本重なってしまった場合、じぶんのスケジュールには、締め切り設定を10日、8日、6日と書き、ズラシて作業するようにする。複数のパラレルな業務スケジュールをこなすためには、誰でも、このような日程管理が必要になる。

 そのとき、難しい仕事ほど、ぎりぎりのところに日程を設定してしまう。手前に、簡単な仕事を配置して、それをすらすらとかたづけて、心理的に「よし、やるぞ」状態にしてから、時間のかかるヘビーな仕事にとりかかる。オフィスに電話がかかってこない夜の時間帯や土曜日曜に、ヘビーな仕事を割り振るが、これは「仕事の先送り」と言える。

 結局は、すべての仕事を〆切りに間に合わせるのだが、この「仕事の先送り」が続くと、いつまでも仕事が続いている状態になってしまい、精神衛生上、好ましくない。

 そんなとき、すばらしいタイトルのブログ記事を発見した。

「The Now Habit (1) 仕事を先送りしてしまうのは、怠惰だからではない」

 内容は、海外のビジネス本の紹介。僕のメンタリティとは異なる部分もあるけれど、なんか先ほどの、フレーズだけで、励まされてしまう。

「仕事を先送りしてしまうのは、怠惰だからではない。」

 よしっ!今日も、集中して、バリバリやるぞ!

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