マヤ暦 【rough story 59】

スポンサーリンク

今年は西暦2011年。この暦は、正確にはグレゴリオ暦という。
マヤ暦というのは、非常に複雑だが、かなり
現代の天文学による正しい値に近いらしい。
詳しいことは、説明を読んでも、わからない。

紀元前3000年、つまり、いまから5000年前の人たちが、
高度な天文学や数学を駆使していたことから、
その不思議さ、神秘に浪漫を感じて、
マヤ文明についての研究は、
一部のマニアの間で盛んなようだ。
そのような古代文明の神秘に、
僕は、まったく興味がなかった。

ある日、ある女性が、僕をマヤ暦で占ってくれるという。
青とか黄とか赤とか、猿だとか炎だとか、
わけのわからないテクニカルタームが出てきて、
聞いていても、その単語たちは頭の中をスルーしていった。
しかし、性格に関しての指摘は、
なんとなく頷けるところがあった。

占いなんてものは、
人間の心理に精通した
言葉を上手に配列したものだから、
誰にとっても、当たっていそうな
言葉を選んでいるのだ。
だが、そのような言葉を編み出した
その知の蓄積は、それだけでも凄いとは思う。
当たっていると感じたのも、
自分にとって正直なところだ。

マヤ暦の歴史を思うと、
5000年前から、人間って、
あんまり、変わっていないんだ。
嬉しくもあり、寂しくもあり、
マヤ暦で占われたそんな夜。

コメント

タイトルとURLをコピーしました