雑感:2010年、日本の広告費

スポンサーリンク

例年、このブログでは電通発表の媒体別広告費を取り上げてきた。広告系のメルマガたニュースサイトによって、今までは、このニュースを知っていたのだが、今年は、ツイッターによって、あっ、発表されたんだ、と知ることになった。

2010年インターネット広告費=新聞広告費+ラジオ広告費(“日本の広告費”をグラフ化)

既存マスメディア媒体の広告費の落ち込みは、いまだに続いているが、これは、景気の落ち込みとも重なっている。いろいろな見方があると思うが、マス媒体の落ち込みは、それほど大きくはなく、期待を込めて、これで下げ止まりになってほしいのだが…。

長野のような地方都市においては、パチンコ店などBtoC企業の広告もあるのだが、県の産業構造としてはBtoBの企業が多く、マスメディアによる広告は人材採用を目的にしたものが多い。

それでも当然ながら、県民の消費活動はなされているのであり、BtoCの小さな商店がもっともっとマス広告を打ってもいいとつねづね思っている。

マスメディアの広域性は必要ないよ、エリア限定のチラシにしか効果を感じないよ、というのも頷けるところではあるが…小さな商圏にピンスポットのマス広告が安価で出せるようになれば…ネット広告はこの辺の需要に応えられそうに見える。

ただ、地方都市では、消費行動のきっかけとなるメディアとして、ネットの力はまだまだ弱い。

マスの力がだんぜん強いけれど、小さな商店からすれば、マス広告費の負担は大きい。

こういうジレンマを解決する方策は、きっと、あるはず、なんだけどなぁ。

がんばれ、地方のマスメディア媒体、ということで。いつもながら、日本の広告費の推移を眺めるのでありました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました