ずいぶん昔の気になる音楽「東京は夜の7時」

時事・世相
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僕が子供の頃、親が懐かしそうに観ていた懐メロの歌番組はほとんどが演歌だった。いま僕たちの懐メロは、フォークソングとかGSとかになっていて、その特集番組を夫婦で観ていると、やはり子供たちは嫌な顔をする。それは、そうだ。現代のJポップとは、リズムのビート感が違う。メロディーに日本語を乗せる、その乗せ方が違う。

それよりも何よりも、歌には、その時代の空気をよみがえらせる圧倒的なチカラがあって、だから、いつの時代も、だれでも、感受性豊かな若い時に聞いた歌がいちばん心に残っている。青春を生きた時代が違えば、音楽の好みが違ってあたりまえだ。

僕には、歌謡曲の空白期間があって、1985年くらいから10年間くらい。なんだろう、バブル時代と並行するその時代の音楽は、聞き覚えはあるものの、印象が薄くって、あれ、そんな歌、流行ったかな、という感じなのだ。でも、そのなかで、ちょっと印象に残っているのが、この歌。1993年の発表だから、僕らが田舎暮らしを始めて3年目くらい。仕事で、東京へもちょくちょく出かけていて、その際に耳に入ってきたように記憶している。バブルの残り香を感じる「東京は夜の7時」…ボーカルの声が好きだった。どんな女性が歌っているのか、今回、YouTubeで初めて、まじまじと観た。ね、遅れてるでしょ。いまも、このオシャレな野宮真貴さんは、現役で歌っているようだ。あらためて聴いてみても、なんだか、あまり古さを感じないのは、なぜだろう。それとも、この感覚、僕だけのものかな? ちょっと、聴いてみてください。

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