ボトルに入ったメッセージ、宛先のない言葉たち

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先日、友人から、よくブログを書き続けられるね、と言われた。
いや、世の中には毎日ブログを書いている人もいるんだ、
それに比べれば、いい加減なマイペースだから、
どうってことないよ、と答えたのだが…

そうだな、なぜ、書いているのだろう、とあらためて思った。

僕の場合、文章を書く機会はとっても多いけど、
それはギャラをもらうという前提でのお仕事。
このブログに関して言えば、報酬はもちろんない。
多少のアフィリエイト収入はあるものの、
まぁ、書くこと自体は原則ノーギャラである。
それゆえ、けっこう力を抜いて書くときも多い(笑)。

いちおうサイト名を「イデアプロモーション」としており、
これは自分のビジネス広報サイトでもあるわけだけど、
業務内容の情報発信は全体からすればきわめて少ない。
メインはやはり100エントリーを超えるブログページである。

記事は、いくつかのカテゴリー別に書いている。
Web論広告論は、仕事に関係する話題。
WordPressは、このサイトを機能的にバージョンアップする際の備忘録。
知ってお得なITは、いま使用中のフリーソフトなど。
時事世相は、メディアに取り上げられた話題を中心に。
スピリチュアルは、精神世界や読書のこと。
ライフハックは、項目を立てたもののネタ不足の感あり。
雑記帖は、身辺雑記、日記みたいなもの。

あらためて見ると、けっこう幅広い話題だ。
自分自身が、飽きない。
それが、いいのかも、知れない。

で、当初から心がけていることは、
なんらかのお得感を盛り込むこと。
大げさなもんではなくって
小さな発見や小さな共感
そんなものを盛り込めればなぁ、と。

ブログを書くことについてあれこれ
思いをめぐらしているとこんな記事に出会った。
「ブログはボトルレターのようなもの」という考え方

海の中に流すメッセージ入りのボトル。
誰に読まれるかもわからず、
ただネットの海を漂い流れ、
どこかのPCの浜に打ち上げられ、
たまたまそれを拾って
メッセージを読むと…

そうか。
こういうコミュニケーションのあり方もいいね。
つながりたいという思いが
おしつけではなく成就される。

奇跡。
恋愛っていうのが奇跡であるように
ブログによってつながっていくのも
ある意味、現代の奇跡なのかも。

ブログは、
不特定多数だから
おもしろい。
SNSのように
知り合いだけの
サークルもそれなりの
おもしろさはあるけれど。
海で遊ぶか。
プールで遊ぶか。
それくらいの違いがありそうだ。

僕も、ブログを書くことで、書き続けることで
どこかで小さな奇跡を期待しているのかも知れない。

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