かつて田中康夫氏を選んだ県民が橋下徹氏の圧勝に思うこと

スポンサーリンク

橋下徹氏が大阪府知事選挙で勝った。
183万票を獲得し、得票率は53.5%と圧勝した。
38才で全国最年少の知事誕生である。
政治家は民衆のしもべであるから、
基本的には若くて元気なほうがいい。

それにしても…

弁護士でありながら、
テレビ番組に出演することで
知名度が高くなり、タレントとして
二足のわらじをはいてきた橋下氏。

なぜ、政治家になろうと決断したのか?

ここ長野県からは大阪府の様子が
リアルに感じ取れないので、
テレビのニュースで橋下知事誕生と流れても、
なぜ?なぜ?なぜ?が渦巻くだけ。
どのような選挙戦を戦ってきたのか。
どのようなポイントが府民の心をつかんだのか。

「おおさか」を笑顔にするプラン

って言われても、ピンとこない。

ただ、以前に田中康夫知事を出した県として、
今回のテレビ報道を見て思うことがある。

きっと大阪府民は「変化」を選んだのだろう。
その変化も緩やかな改革ではなく、
キツイ変革を求めているのではなかろうか。
現状維持ではなく、変化するためには、
必然的に「破壊」と「痛み」を伴うはずだ。
そして「破壊」したあとで、「創造」が求められる。

橋下氏への期待は「破壊」による「変化」。
田中氏もその期待には十分に答えた。
しかし、次なる試金石は、
新たな仕組みを「創造」できるかどうか。
「破壊」は知事の権限で、ある程度はできても、
「創造」は身近な人を含めた多くの協力が必要だ。

理論だけではなく、人を動かす人間的魅力…
つまり政治的手腕がほんとうに問われるのは、
次のステップからであろう、
と対岸の火事を見て思うのであった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました